トップダウン と ボトムアップ
お仕事の話。
会社組織で何か新しいことをやろうと思ったら、まず押さえたいのはトップダウン。
偉いさんの鶴の一声があれば、大概の事は何とかなります。
ただし、それだけでは持続性というヤツは期待できなかったりもします。
偉いさんというのは忙しい人種なので、事が長期に渡ると結果報告だけを求めて、自身が積極的に関わることは無くなっていくのです。
そうなると、せっかく鶴の一声で動き始めた人たちも徐々に面従腹背となり、形だけのアクションで済ませようとし始めます。
ですから、トップダウンの手段として偉いさんを味方につけると同時に、実際に泥水の中で動くことになる現場の人たちにも根回しをして、トップダウンの声に対して「よし、やったろうかい!」と言ってもらえる土壌づくりを進めておくことをお勧めします。
さらに、現場の人たちが動いてくれた結果は、数字をおさえて見える化し、偉いさん方はじめ周囲にPRすることもお忘れなく。
これをやらないと、偉いさんは興味を失いますし、現場はやる気を失います。
面倒くさいですか?
でも、非常に横着な性分の私が15年以上会社勤めをしてみて、今のところ一番ラクなのが、この上下アプローチ+成果PRだったりするんです。