読み直しの効果
昨晩、iOS ヒューマンインターフェースガイドラインを通読し終えました。
2回目以降というのは、こちらが受け取る内容も違ってくるものですね。
まして、今回は(ようやく)実践に向けて動いているところ。
本の中身もグッと自分に近づいて来てくれている感じです。
味をしめたので、こちらも…
以前に「すげー良い!」と感じながらも、私の下地が不足していて消化しきれなかった本。
”iOSにおけるパターンによるオートマティズム”も再読を始めました。
こちらは内容の濃さとボリュームからいって、通読と言うわけには行きません。
それでも、アプリ作成のお手本にしているブログ記事を補う形で、色々と役に立ってくれそうです。
ざっと読んで気になったポイント
まだ設計段階の章しか読み直していませんが、その段階で気になったポイントをご紹介。
1.アプリの機能をなるべく具体的に書き出す
「あたり前」と思えるような内容も、とにかく書き出す。
それが、このアプリで「やること」のリストになる。
2.「含まない機能」も明らかにしておく
前述の1で挙げなかった内容も書き出しておく。
それが、このアプリで「やらないこと」のリストになる。
(これは他の開発でも同じで、結構忘れられがち。)
3.UI(ユーザーインターフェイス)は他の良いアプリをどんどん真似る
昨晩読んだiOS HIGと似たような印象。
お手本に習うのは良い事だ。
4.ツールバーやタブバーのボタンは5個まで
これを超えると操作性がとても悪くなる。
iOS HIGでは「操作要素の最小サイズは44×44サイズまで」と書かれていた。
操作性大事。
5.クラス設計はMVCのM(モデル)から
モデルが最も独立性が高く、かつ他のV(ビュー)やC(コントローラ)の基底になる部分だから。
他の開発で、まずデータ構造を固めていくパターンと似ている。
…と、こんな感じでまだまだありますが、それを書き連ねても冗長になるだけなので、このあたりまで。
面白そうだと思った方は、ぜひご購入を。
本当におすすめです。
参考
iOSにおけるパターンによるオートマティズム
やはり良書です。
まだアプリ作成の入り口あたりで水遊びしている様な状態ですが、
それでも以前と比べて、本の内容との距離が随分と近くなった気がしています。