落胆 と 行動
自身の無力に落胆した体で足を止めるぐらいなら、そこは自分の居場所ではないと見切りを付けて新天地を探す方が良いのでなかろうか。
そうでないなら、無力なりに何が出来るか考えて足掻くほうが、幾らかでも指先にかかりが得られるはず。
少なくとも、意気消沈している間に事態が好転したという経験は私にはない。
落胆するなとは言わないし言う義理もない。
私はおかんでも恋人でもないので。
ただ、人生の折り返し程度には甲羅を経たおっさんとして「そこには何も無いよ」とは言える。
嘆きに身を浸すというのは随分と贅沢な行為だという事はそれなりに知っている。
結局のところ、敗北も勝利も自身の内にしかないだろうね。