やりたい仕事 と やらせたい仕事
仕事の選り好みがあからさまな若手くんに対して教育的指導を行う様に言われております。
「やりたい事だけやらせておくのでは成長が望めない」というわけです。
上司の言わんとするところはごもっともで、分業なにそれ?な我が部署は、各自が顧客との折衝から要件定義から環境構築から…etc.全てひと通りこなせる事を求められます。
これに対して、若手くんは新しい事には積極的にチャレンジしたがりますが、壁にぶち当たると早々に投げ出し、次に行きたがる上に、対人系の折衝とか調整はしたくないという、ちょっと残念な傾向があります。
これで凄いプログラミングスキルを持っているので、コーディング以外の事をやらせるのはむしろ損失とかいう様なスペシャルな人材なら話が違ってくるのですが *01フィードテイラーのプログラマーさん達はそういう扱いですね。 残念ながら、そこまでスペシャルな技能を持っているわけでもありません。
そんなわけで、どうにかして若手くんのケツを叩いて、やりたがらない仕事もさせねばならんわけですが…。
ほんまのところ、どうなんでしょうね。
「馬を水飲み場につれて行くことは出来ても、水を飲ませることはできない」と言います。
やる気の無い者に無理強いをしても、ろくな結果にならないと思うのですよ。
とは言え、このまま放っておいても、それはそれで私に対する上司からのプレッシャーが増すばかりですので、どうにかせなあかんわけですが。
問答無用で「やれ」と言えるだけの貫目と実績が私にあれば済む話なのですけれど。
もっと勉強せなあかんなあ。
脚注
↩01 | フィードテイラーのプログラマーさん達はそういう扱いですね。 |
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