CentOS 6.6 にrbenv をシステムワイドでインストールする

投稿者: | 2015/05/24

すでに結構な回数やっているのですが、ちょいちょい忘れるので備忘録的に。

rbenv て何?

複数バージョンのRuby を切り替えて使うことができるライブラリです。

システムワイドて何?

全ユーザー共通で使える状態のことです。
Windows でもソフトをインストールするときに「全ユーザー対象」とか「このユーザーだけ」とか確認されますよね。

/opt か /usr/local か

今回、このrbenv のシステムワイドインストールの方法を調べてみると/opt ディレクトリ下にインストールする人と、/usr/local 下にインストールする人がいました。

正直、未だに明確な使い分け基準が理解できていないのですが、最後に付記した参考記事を読んでみて自分で考えて下さい。

ちなみに、私は今回/opt ディレクトリ下に置く方法を選んでおります。
理由は/opt 下にインストールする方が独立性が高そうだと考えたから。
まあ、システムワイドにインストールしようとしているのに独立性が高そうだからってのはどうなんだ?という気もしていますが。

手順の流れ

  1. 準備
  2. GitHub からrbenv を持ってくる
  3. 各種初期化設定
  4. GitHub からruby-build を持ってくる
  5. 再起動してから動作確認

手順

1. 準備

sudo 権限持ちユーザーでログイン。
以降は全部sudo 付きとお考え下さい。

ちなみに私は面倒だったのでroot で作業しちゃいました。(おぃ

Git をインストール。
手順はこちらで。

2. /opt にGitHub からrbenv を持ってくる

cd /opt
git clone git://github.com/sstephenson/rbenv.git

3. 各種初期化設定

全ユーザー共通の設定ファイル/etc/profile にrbenv を使うためのあれこれを書き込みます。

echo 'export RBENV_ROOT="/opt/rbenv"' >> /etc/profile
echo 'export PATH="${RBENV_ROOT}/bin:${PATH}"' >> /etc/profile
echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> /etc/profile

4. GitHub からruby-build を持ってくる

mkdir /opt/rbenv/plugins
cd /opt/rbenv/plugins
git clone git://github.com/sstephenson/ruby-build.git

5. 設定を再読み込みしてから動作確認

source /etc/profile
rbenv -v

参考

rbenv のシステムワイドインストールは、こちらの記事がわかりやすかったです。
@webarchlabo さん、ありがとうございます。

rbenv+ruby-buildをインストールする手順 (CentOS/RedHat)

/opt と/usr/local については、こちらを参考にさせて頂きました。

/usr/local とは何なのか

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