4時間 と 466ページ
若手くん2号に課された課題図書436ページ。
ただ読んでくるだけでは意味がありません。
その内容を理解し、どれだけ身に付けているかを証明せねばならないわけです。
課題図書はCODE COMPLETE というプログラミングの手引書ですので、結果は若手くん2号が書くプログラムコードそのものに表れます。
期限は1週間しかありませんので、私は以下の点をアドバイスしました。
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本は期間内(1週間)で最低3回読むつもりで読め。
そのためには、1回めは意味の分からない語や表現は飛ばして良いので通読しろ。 -
章段ごとに読むのにどれだけ時間がかかったかメモしておけ。
それが2回め以降のペース配分の指標になる。 -
2回めはわからなかった語や表現をメモしながら読め。
2回めも時間を測りながら進めて、進みが悪ければメモを取る内容を絞れ。 -
時間が足りずメモ対象を絞る場合、目次や章見出しに重なる語を優先しろ。
それが重要ワードだ。 -
3回めは読む前に、メモした内容を調べてから読め。
あとは2回めに戻って繰り返せ
若手2号くんがどこまで上記のアドバイスを実践できるか心配だったのですが、とりあえず昨日のひと晩で466ページを通読してきたそうです。
所要時間は4時間とのこと。
正直驚きました。
自分で「やってみな」と言っておいてなんですが、今の若手くん2号の知識と経験レベルでは、課題図書の内容は少々ハードルが高かったはずです。
にも関わらず、4時間かけて読み切ったわけですから。
今の自分に同じ様にハードル高めの書籍500ページ弱を4時間で通読とは言え読破できるかと考えると、ちょっと自信がありません。
まあ、これから今度はわからない語句を拾いながら理解を深めて行くステップに入るので、評価を下すのはまだ先になりますが、言われた事を愚直にこなしてくる点は素晴らしい資質だと思います。
さて、ここで私も同じ本を通読するなら、せめて半分の2時間で読破したいところですが、果たしてできるでしょうか。
現在23:00になるところ。
深夜01:00までに466ページ、やってみましょうかね。
値踏み と 値付け
昨日さんざん愚痴った移籍後の年収ダウンのお話、その後。
どうにも納得しかねたので、問うてみました。
「今回、当初言われていた現職年収より下がるのは、私の評価額がそれに値しないと判断されたからか?」と。
回答は「NO」でした。
結局、人材としては高く評価しているが、前例と横並びという話で、同程度の時期年齢で中途入社してきた者達との兼ね合いが理由との事。
まあ、安く見られたのでは無いというのは心情的には救いですが、これはこれで、どれだけ成果をあげようと、再び「兼ね合い」とやらで評価にキャップが被せられる事を示しているわけで。
モチベーション下がるよなあ。
明日、ようやく具体的な給与体系の提示があるのですが、それを踏まえて今後の働き方等、色々と考えて行かねばならないのでしょうね。
さて、どうしたものか。