口約束 と 梯子外し
本日、職場の上司から呼び出しを受けました。
行ってみると、上司の更に上も揃って難しい顔。
どうも嫌な感じがしたのですが、果たしてその予感は的中しました。
私は現在、所属会社から配属先である職場に移籍しようとしているのですが、その際に提示されていた条件が果たせないというのです。
具体的には、年収がダウンするというお話。
もともと「今より年収が下がることはないから」という話で今回の誘いを受けたわけで。
そこで「話が違う!」と席を蹴ってその場をたてれば格好良かったのですが、そうも行きませんでした。
既に所属会社に退職の意向を伝えている以上、ここでこの転籍話をご破算にしても、私が無職になるだけなのです。
呆れるほど__いや、実際呆れた話なんですが__見事な梯子の外しっぷりでした。
退路を潰しておいてから値下げ話ですよ。
今回の年収ダウン話は転籍先の更に親会社の人事の意向らしいので、転籍先の上司達にとっては間に挟まれて苦しい立場なのは理解できます。
しかし、こちらはこちらで生活と人生がかかっているわけで。
謝ってもらっても一銭にもならないんですよね。
「所属会社に退職の意向を伝えた以上仕方ありませんね」と、その場は堪えて今に至りますが、この後に控えている親会社人事を交えての面接では、事の次第を問うつもり。
自分に今の所属会社が支払ってくれている程の価値は無いと判断しての条件設定なのか、それ以外の理由があるのか。
少なくとも、このままでは自分が今の所属会社より安く買い叩かれただけで終わってしまいますから。
まあ、口約束だけで転職話を進めた自分が一番マヌケなんですけれどね。
上場企業と言えど、何の信用もならないという事を学べた出来事でした。
高い授業料になったなあ。