日刊 あおのうま Vol.1964(2016.08.12)【無茶振りは自覚しろ】

投稿者: | 2016/08/12

在宅ワーク と 残業時間

会社の方針として「残業時間を減らせ」とかいうのがあるらしいですが、同時に上司からは「もっと売上をあげろ」とか「単位時間あたりのアウトプットを増やせ」とかも言われるわけですよ。

ウチは売上を時間幾らで換算して顧客から頂いているわけで。
両者を満たそうと思ったら、人数を増やすか、契約時における時間単価を上げるしかないのです。*01もしくは時間換算による契約をやめるか。

しかし顧客の懐事情が厳しい昨今、そんな強気は通るわけもなく。

そんなダブルスタンダード、いったいどうしろと?
皆でサービス残業でもすれば良いって話ですかね?
と愚痴りたくなる話です。*02まあ、そんな真似せなあかんくなったら、おそらく私は退職しますが。

ただ、方法はまったく無いわけでもないと考えています。
全員とは言いませんが、社員の給与を固定給にして、VPS経由での在宅リモートワーク可能にしちゃえばええと思うんですよ。

完全在宅ワークは打合せ等の面で問題があるでしょうが、週5日の内3日は自由出勤にしてもよいと思うんですよね。
その方が割り込み少ないし、仕事捗るし、ダラダラ残業する理由なくなるし。

当然、人事考課には業績判定が必須になるでしょうが、今のように上司のさじ加減ひとつで決まるような方式より、明確なミッションと達成ラインを引かれて、そこに向かって動く方が建設的でないかなと。

んで、無理な案件には従業員側も交渉・調整できる手段を持つ。
例えば査定能力値100 の人に120の仕事を与えようと言うなら、インセンティブも+20 に相応しいものを用意せねばならないとか。

まあ、人間の能力ってのは値に単純換算が難しい部分にこそ価値がある気もするので、そこまでは難しいかもしれんですけれどね。*03例: 世に言う「優れたリーダー」や「良いファシリテータ」の能力を数値化するのは、とても難しいでしょう。

そんな事をつらつらと考えながら、持ち帰り仕事をこなした1日だったのでした。
あれ?これってサービス残業みたいなものか…。

脚注

脚注
01 もしくは時間換算による契約をやめるか。
02 まあ、そんな真似せなあかんくなったら、おそらく私は退職しますが。
03 例: 世に言う「優れたリーダー」や「良いファシリテータ」の能力を数値化するのは、とても難しいでしょう。

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