2014年に読んだ本を振り返ってみた #mybooks2014

投稿者: | 2014/12/14

こちらの企画に参加エントリーです。


ちなみに、以下は妻(@MuRyuka )からの寄稿です。
(私の書いた方はこちら。)


 

残ったメモを手がかりに、2014年に読んだ本の一部を紹介してみる。
(メモが残っているけど、ここに書かない本もあるし、メモを残していない本もある)

 

1月

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?
仕事は楽しいかね?

posted with amazlet at 14.12.14
デイル ドーテン
きこ書房

タイトルが気になって手に取った本。
もっと早く出会いたかった。
試行錯誤のすすめ。
昨日と同じことをして、違った結果など得られない。

 

2月

税金の抜け穴

読みながら、何度iPhoneを叩きつけたくなったかわからない本。
腹が立つあまり、一気読みを好む私があえて小分けに読んだほど。
著者の目論見どおり、税金で騙されていることをよーく理解できた。

チームのやる気を高める「すごい!」手法

刺さる表現が多くて、メモをたくさん書いていた。
やる気ややりがいについて、わかりやすく説明されている。
世の上司という立場の人には読んでほしい本。
そうすれば、もっと職場の雰囲気がよくなるんじゃないだろうか。

 

7月

BizArts

耳に痛いことが満載の、仕事術本。
特に、先送りやエクスキュータブルリストについては実際に仕事で参考にさせていただいた。

 

9月

大いなる眠り

大いなる眠り (ハヤカワ・ミステリ文庫)
レイモンド チャンドラー
早川書房

訳者のあとがきを読んで、購入した本。
本文の内容に一切触れないという斬新さが気に入った。
素敵だなぁとときめいたマーロウが歳下とわかり、少し凹んだ。

 

11月

スレイヤーズ 全巻セット

 

ラノベ元祖のひとつと思われる作品。
紙の本は以前に途中まで買っていたので、半分再読。
高校生ぐらいの頃にデビュー作を読んで、すぐにファンになった。
今読んでも、やはり面白い。
剣と魔法の世界が好きなら、理屈抜きで楽しめる作品。
著者がしっかりと世界を作り込んでいるので、生活感のある異世界を堪能できる。
読みやすいとはいえ、巻数が多くて読み切るのが大変だった。(全15+35巻)

知的生産の技術

知的生産の技術 (岩波新書)
梅棹 忠夫
岩波書店

書かれたのが1960年代ということが信じられない内容に、衝撃を受けた。
いまも読み継がれるのがよくわかる。
現在は技術の進歩で簡単になったことについての苦労を読むと、申し訳ない気持ちになった。
こんなに便利になったんだから、もっと色々出来るはず。(と反省)
読書について書かれている部分にとても共感した。

 

12月

数学文章作法

文章を書くということについて、あらためて考えさせられた本。
読者のことを考えて書くこと。
当たり前のことかもしれないが、それをどれだけ意識して書いているだろうか。
また、そのための努力や工夫をどれだけ出来ているだろうか。
技術系向けではあるが、広く文章を書く人への心構えとして説得力があると感じた。

 

あとがきのようなもの

節操も方向性もないが、旦那さまが買ったのを横から借りているのが大半なので仕方がない。
上にあげてはいないが、倉下さんの記事に触発されて村上春樹さんの小説を読んでみたのも今年の収穫だった。

さて、来年は何を読もうか。
(「ザ・ゴール2」を読めという声が聞こえる…)

あらためて読んだ本を振り返ってみたことなどなかったので、楽しかった。
(記録や振り返りの重要性を説く本をいくつか読んでおきながら、どうかとおもうが)


 

蛇足(旦那の独り言)

冒頭でも述べられている様に、ここに挙がっているのは妻(@MuRyuka )が今年読んだ本の一部だけです。

実は、彼女には目の前に本を置いておくと自動で読み始めるという習性があります。
ですから、私と共有しているKindle アカウントから手当たり次第、かなりの量を読んでいるはずです。

最近はその習性を利用して、彼女の視点や考えを聴いてみたいネタがあると、その本を購入する様にしています。
お陰で私は未読のまま、妻が読んじゃったという本がどんどん増えておりますが。

ともあれ、身近に読んだ本の話が出来る相手がいるというのは、幸せなことですね。
ありがとう。

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