プランA と プランB
仕事のお話。
人間、誰でも失敗はしたくないわけで、その様な心理からか、想定していた物事が上手く行かないケースというのは、あまり考えません。
と言うより、考えたくありません。
ですが、往々にしてその「考えたくない事態」というヤツはやってくるもので。
ですから「そうなった場合はどうするか?」という、プランBを用意しておく様にしています。
今回も、超短納期案件で元になるデータに不整合が発見されたのですが、今から原因調査して、データを修正する時間はありません。
そこでプランBの出番です。
問題のあるデータを異常値として切り離し、間の部分は前後の値から中間値を補完する形で処理する了承を依頼元から取り付けました。
もともと、推移傾向から意思決定の材料を引き出すためのデータでしたから、細かい不整合は気にしないという選択が取りやすかったんですよね。
時間が無かったり、意図せぬ問題が降りかかったりすると、ついそこに意識が固定されてしまいがちですが、一歩ひいて「プランB」は無いかな?と考える癖をつける様にしておくと、随分と気が楽になりますよ。
いつも心にプランBを。