さて、一向に本編に入らないこの企画ですが、
今回もまだ本編じゃありません。 *01いいかげん自分でも焦れてきましたが。
で、今回読む章は… *02冒頭、もうちょっとスマートなテンプレートを作りたいなー。
【パターンの目次】
この「パターンの目次」ですが、
いわゆる「リファレンス」になっています。 *03日本語的に表すなら「参照目録」でしょうか?
この本の中で出てくる様々な「パターン」について、
ある程度のグループ分けと共にリストされています。
何度も読み返されることを前提に
これ、最初に見ても、さっぱりピンときません。
ユーザーインタフェース設計のパターン[1] 37
ツールバーのパターンユーザーインタフェース設計のパターン[2] 38
タブバーのパターン
こんな感じの箇条書きが、ずらーっと75個、
4ページに渡って書いてあります。
「ああ、この本ではこれだけの『パターン』が取上げられているんだな」
以上の意味は、最初の段階では見出せないでしょう。
しかも、ちゃんとした「目次」はその前にあったのですから。 *04これはあくまで「パターンの目次」で、ちゃんとした目次はこの前にあります。
では、何故この「パターンの目次」があるのか?
それは、読み返すときに役立つからだと考えます。
メインの「目次」は本の内容展開を元に書かれています。
それは、この本を順に読んでいく時のロードマップとして機能するでしょう。
一方、この「パターンの目次」は、リストとして書かれています。
それは、この本を読み返す時のマーカーとして機能します。
技術系の書籍は、基本的に何回も読み返されます。
「たしか、こんなパターンあったな…」
と言う読者の薄ぼんやりした記憶を元に。
そのとき、この「パターンの目次」が役立つわけです。
【おまけ】ちょっとした不満点
この「パターンの目次」私には、ちょっと見づらいです。
75個の小パターンが箇条書きにしてあり、
それらは、更に19のまとまりになっているようなのですが、
段分けをしてあるわけでもなく、ただ並べてあるだけなのです。
せっかく19のグループ見出しがあるのですから、
グループごとにまとめてくれると嬉しかったところです。 *05一応、まとめてはくれているのですが、小パターンのひとつずつにグループ見出しが付いていて、メリハリに欠ける。
具体的には、こんな感じにして欲しい。
【パターンの目次】-あおのうまアレンジ-
ユーザーインタフェースのパターン
[ 1]ツールバー
[ 2]タブバー
[ 3]モーダルビュー
[ 4]ナビゲーションアイテムのボタン
クラス設計のパターン
[ 1]MVC
[ 2]クラス命名
[ 3]コントローラクラス設計
[ 4]アプリコントローラ設計
アプリコントローラのパターン
[ 1]アプリコントローラの宣言
[ 2]アプリコントローラを取得するメソッド
[ 3]アプリコントローラ初期化
モデルオブジェクトのパターン
[ 1]モデル情報保持
[ 2]モデルオブジェクト初期化
[ 3]モデル情報のためのプロパティ
[ 4]モデルオブジェクトの永続化
[ 5]モデルオブジェクトの解放
モデルマネージャのパターン
[ 1]モデルマネージャの初期化
[ 2]モデルオブジェクト管理
[ 3]モデルオブジェクト操作
[ 4]モデルオブジェクトの保存と読み込み
Core Data モデリングのパターン
[ 1]属性のモデリング
[ 2]関連のモデリング
[ 3]エンティティを表すクラス作成
Core Data マネージャのパターン
[ 1]管理対象オブジェクトコンテキスト作成
[ 2]Core Data マネージャ初期化
[ 3]管理対象オブジェクト作成
[ 4]管理対象オブジェクト取得
[ 5]管理対象オブジェクトの保存
メモリ管理のパターン
[ 1]インスタンス変数保持
[ 2]setterメソッド
[ 3]オブジェクト解放
[ 4]オブジェクト破棄
ビューコントローラのパターン
[ 1]ビューコントローラ初期化
[ 2]ビュー作成
[ 3]強制的なビュー読み込み
[ 4]ビューの解放とビューコントローラ破棄
[ 5]ナビゲーションコントローラへの追加
[ 6]モーダルビューとして表示する
[ 7]ビューの手動配置
[ 8]ナビゲーションアイテム更新
[ 9]編集ボタンと editing プロパティ
[10]キャンセルと保存
[11]ツールバー更新
セルのパターン
[ 1]サブビュー作成
[ 2]アクセッサメソッド
[ 3]サブビューのレイアウト
[ 4]セルのハイライト⁄選択
データソースのパターン
[ 1]データソースとしてのモデルマネージャ
セルの表示更新のパターン
[ 1]セルの表示更新のためのメソッド
[ 2]viewWillAppear:でのセルの表示更新
テーブル編集のパターン
[ 1]テーブルの編集モード
[ 2]テーブルの削除
[ 3]テーブルの並べ替え
デリゲートによる通知のパターン
[ 1]デリゲートメソッド宣言
[ 2]デリゲートオブジェクト宣言
[ 3]デリゲートメソッド呼び出し
キー値監視による通知のパターン
[ 1]キー値監視登録
[ 2]キー値監視登録解除
[ 3]キー値監視通知
[ 4]キー値監視受信
NSNotification による通知のパターン
[ 1]NSNotification登録
[ 2]NSNotification解除
[ 3]NSNotification通知
レスポンスパーサのパターン
[ 1]レスポンスパーサの宣言
[ 2]ネットワークアクセス状態変数
[ 3]レスポンスパーサのデリゲート
[ 4]非同期通信のため
[ 5]通信のキャンセル
[ 6]同期通信のための宣言
[ 7]同期通信のための実装
XMLパースのパターン
[ 1]XMLパーサのデリゲート
[ 2]RSSデータパース
コネクタのパターン
[ 1]コネクタ初期化
[ 2]ネットワーク操作メソッド
[ 3]アクセス状態通知
以上。
いちいちグループとなるパターン名を付けなくて良いんじゃないかな。
最初にグループとなるパターン名だけ。
んで、小パターンも「〜のパターン」はくどいので取っちゃう。
本当はこれにページ番号が入るのですが、
上手いことインデントを設定する余裕が無かったので、省略。
今度、HTMLテーブルを使って書きなおしたいところです。
自分で使えそうなので。