禁止 と 制限
Python を使った統計と機械学習のサンプルにYahoo!Finance の株価データを取得してみました。
これがもう、びっくりするほど簡単で、Python の動作環境さえ準備してあれば10分足らずのコード写経で取得できちゃうんですよ。
ただ、取得できるのがNY取引所 のデータというのが玉に瑕。
せっかくなので東京取引所のデータを取ってみたいと思ったのですが、なんとYahoo!ファイナンスはプログラムによる株価データの自動取得(スクレイピング)を禁止しているみたいなんですね。
Yahoo!ファイナンスのVIP倶楽部とやらに入会すればダウンロード可能になるらしいですが、月額1,980円+税158円の2,138円を払ってまで使いたいか?と訊かれると、ハッキリ言って答えはNOです。
ちなみに禁止の理由は”システムに過度の負荷がかかり、安定したサービス提供に支障をきたす恐れがあることから” らしいです。
Yahoo YQL のUseage(使用法)情報を見ると、時間あたりと1日あたりの回数制限が設ける事で負荷に対応するようにしているみたいなんですけれどね。
Yahoo!ファイナンスがスクレイピングを禁止する理由が負荷にあるなら、どうして「制限」でなくて「禁止」なのかなと。
どうも釈然としないのでした。