複雑 と 単純
何かの渦中にいると、つい物事を難しく複雑だと考えがちです。
確かにあらゆる事物は単体では存在し得ず、何らかの影響を受けたり与えたりしながら存在していますから、複雑ではあるのでしょう。
ですが、それに対する我々自身の欲求はどうでしょうか。
そんなにややこしい事を望んでいるでしょうか。
少なくとも私の欲求は大概がストレートかつ単純なものばかりです。
あとはそこから目を背けて嘆いてばかりでいるか、ぶつくさぼやきつつも歩を前に進めるかが分水嶺なのでしょうね。
無論、不言実行とか有言実行とかできれば、もっと格好良いわけですが。
そこまでは難しくとも、せめて自分がどこへ向かいたい(あるいは、どこへだけは向かいたくない)のかは、忘れずにいたいものです。