要望 と 目的
こんなモノが欲しい、あんなコトがしたい。
あがって来る要望を端から実装していると、どれだけ時間があっても足りません。
何故それが欲しいのか、それが出来るようになると、何がどう変わるのか。
その辺りを訊いて行くと、実はそんなに必要でなかったり、もっと別の方法が良かったりする事もあります。
まあ、たまに「上手く言えんけど、とにかく作って!」みたいな方もいらっしゃいますが。
そういう場合は、とりあえず見た目だけそれっぽいモックアップか、逆に見た目や機能はスカスカだけれど、最低限の要件を満たすプロトタイプを見せて、もう一度話を訊く様にしています。
そうする事で「上手く言えんけど」の部分が明らかになったりするんですよね。
アジャイルというには雑に過ぎるのですが、マメに触れるものを用意するというのは、面倒な様で結果的に近道なのかもしれません。