電話 と チャット
職場でかかってくる電話が嫌いです。 *01まあ「好き」という方もそうそういないでしょうが。
トラブル対応などの緊急性が高い内容はともかく、仕事がノッている時にかかってくる「誰それさんいます?」みたいな取り次ぎ電話は本当にイラっとさせられます。
基本的に電話というのは無礼な道具です。
相手の都合はお構いなしに、けたたましく割り込んでくるわけですから。
ですから、緊急でない要件はなるべくメールで済ませる様にしています。
しかし、メールは埋もれるんですよね。
他のどーでも良い様なメールと一緒に。
そこで、チャットとなるわけです。
チャットならば、電話の様に相手の状況関係なく割り込む事もありませんし、記録も残ります。
メールの様に埋もれる事もありません。
ちょっとしたコミュニケーションには理想的なツールだと言えます。
そんなわけで、何とかして社内にチャットを拡めたいと画策しているのですが、なかなかハードルが高いんですよね。
ウチみたいな会社は。
個人的にはChatwork のオンプレミス版とかあると嬉しいのですが、残念ながらありません。
企業向けのChatwork KDDI を導入できれば良いのでしょうが、稟議を起こすだけでもひと苦労。
なにせ決済権を持つのは「メールより電話、電話より直接」という世代の方達ばかりですから。
対面で得られる情報量やコミュニケーション密度を軽んじるわけれはありません。
ですが、全てがそれである必要は無いと考えるんですよね。
普段、電話応対に奪われる時間や、相手との時間的都合を調整する事で失われるビジネススピードを定量化してみたら、いったい幾らの損失になるんだろうと思うのですが。
いや、そんなのは建前上の理由ですね。
言いたいことは1つだけ「仕事ノッている時に電話してくんな」なわけですよ。
ともかく、ツールに高望みはできません。
先ずは電話、メール、対面、以外の第4のコミュニケーション手段としてチャットを浸透させるべく、かなり便利なのに操作系は微妙という残念チャットツールIP Messenger を少しずつ布教しております。
このソフトは同じIPアドレスのセグメント内にいるユーザーであればサーバー不要のP2Pでつなげてくれるので、とても便利なんですよね。
当然、サーバーが無い分ログのバックアップとかは個々のユーザーが行わねばならんわけですが。
まあ、ある程度仲間が増えたら、もうちょっと使い勝手の良いツールを探してみるつもりです。
残念ながらクラウド型は一切選択肢に入れられないのが残念ですが。
脚注
↩01 | まあ「好き」という方もそうそういないでしょうが。 |
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