縁 と 恩
今日は有給休暇をとって、所属会社の社長のところに退職の挨拶に行ってきました。
1998年に就職してから約16年間お世話になった会社です。
とても捌けた人柄の方ですので、退職意向を伝えた際と同じく「死ぬわけじゃないし、また連絡してきなよ。こっちからもするし。」と、さっぱりしたものでした。
まあ、いち従業員の入退職にいちいち動じていたら社長業などやっていられないとは思いますが。
もともと単なる現場作業者だった私をここまで引き上げて下さったのは間違いなく社長で、その恩義に業績で大して報いることも出来ずに会社を去るのは心苦しくもありますが、同時に私がかつて惚れた会社の目指すところと違う方向に向かっているのもまた事実。
変に揉めて後味の悪い去り方をせずに済んだことを考えると、これで良かったのだろうとも考えています。
ここまで、縁のあった方達から多くの恩を受けて来たわけですが、これからもその縁と恩は大切にして行きたいなあと考えた師走のある日でした。