日刊 あおのうま Vol.1394(2014.11.19)【挙句にこれかよ】

投稿者: | 2014/11/19

肉 と 骨

職場でつらつらとたれ流した、私のプレゼンテーションやっつけフローについて。

プレゼンテーションを行うために、とっ散らかった頭の中を整理したい。

そんなときは、頭の中に浮かぶ事を片端からカードなり付箋なりに書き出してから、マトリクスに対して分類してやると良いです。

事実なのか考えなのか、問題なのか対策なのか、実績なのか予測なのか、…etc.

そうして分類したピースの塊が、自分の行おうとしているプレゼンテーションのフレームに対して、足りているのか、足りないのか、余分なのかを見極め、盛り付けて行く。

プレゼンテーションのフレーム自体は、ネタに関係なく、ある程度決まったパターンしかありませんから、そのプレゼンテーションで聴き手に訴えたい事を起点に、逆展開してやれば決まります。

大体の場合、何かを変える事を謳うケースが大半でしょうから、そこは奇をてらわず正攻法で。

まず問題点を聴き手と共有。
相手を味方に引き込みます。

ここで使えるのは、事実、問題、過去実績、といったマトリックスに属する内容。

そこに、ちょっとした分析というスパイスを利かせると、ぐんと問題点の臨場感が増します。

聴き手を味方に引き込んだら、今度は解決策をバーンと提示。

小難しい仕組みとか背景とかは後でゆっくり説明すればいいので、とにかく今こうな所を、これからどう変えるのか、そうするとどうなるのか、をシンプルに伝えます。

ここで使えるのは、考え、対策、予測などでしょうか。

注意してほしいのは、ここではあまり「想い」や「予測」を載せ過ぎないこと。
とにかく短く、シンプルに。

予告編というか、クライマックスをチラ見せするつもりで。

さて、問題を共有して味方に引き込んだはずの聴き手ですが、この解決策をバーンとやられた事で、おそらくこちらと心理的な距離をあけます。

「え、それで何で問題が解決するの?」
「本当にそれで大丈夫なの?」

不安と疑問を感じるはずです。

そこで今度は、解決策の実行理由を示します。

相手が不安に感じるであろう箇所、うるさ方がツッコミを入れてきそうな箇所に対して、先回りして「なぜ提示した解決策が問題解決につながるのか?」という理由を提示するのです。

ここで使えるのは、分析、考え、事実、過去実績などですね。

掘り起こした不安と疑問を潰せたら、今度はもう一度対策のPRです。

やっぱり、今かかえている問題を解決する方策は、ここで謳われている方法しかないと再確認しましょう。

ただし、今度は効果予測やスケジュールなどの具体的な数字を添えて。

これによって、最初に提示した解決策が、より具体性を持って聴き手の人の頭に浮かぶはずです。

最初に共感を得て下地を作り、次にこちらの腹の中を見せて不安と疑問を掘り起こし、そこに解法を示すことで、それら不安と疑問を先回りして潰してやる。

そうしたら、もう一度こちらの想いと考えを見せて、引きつけ直す。

この、コンビネーションは結構テッパンで、

と、ここまで書いて寝落ちしました。

まあ、日刊のつもりが随分と長くなっちゃったので仕方ないですね。

 


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