久々にGTDの「収集」をガッツリとやりました
お盆の休暇中ということもあり、ひさびさにGTDの「収集」をガッツリとやりました。
GTDの「収集」とは、頭のなかにある「気になること」をとにかく書き出して、頭の中をカラっぽにしてやる作業です。
そうして頭の中の「気になること」を、一旦は頭の外に出してやることで、思考の余裕を確保したり、取りこぼしを防いだりすることが可能になります。
「GTDて何?」という方は、こちらの本を読んでみて下さい。
キーボードに向かうのも良いですが
さて、GTDの「収集」と言うと、ノートにひたすら「気になること」を書きつけるか、キーボードに向かってひたすら「気になること」をタイピングするかという方法をとることが一般的かと思います。
最近だとマインドマップなどを利用される方もいるかもしれません。
ですが、今日はそれらとはちょっと違った方法をご紹介。
そう、iPhone ならね
iPhone はiOS5.1以降、音声入力機能を搭載しています。
これが、GTDの「収集」に非常に便利なのです。
家の中をうろうろ、見つけた「気になること」をその場でキャッチ
「気になること」を頭の中から追いだそうとしてキーボードやノートに向かっても、なかなか浮かんでこない場合があります。
そんなときは、iPhoneを持って、家の中をうろうろしてみましょう。
玄関、トイレ、お風呂場、台所、リビング、仕事部屋、寝室、…etc.
家じゅうを歩きまわってみて下さい。
きっと色々な「気になること」を見つけるはずです。
そして、それを片端からiPhone に向かってメモして行きます。
コツは名詞+動詞で短く
ちなみに、音声入力での「収集」には、ちょっとしたコツがあります。
それは「名詞+動詞」で短くメモすること。
例えば「次の金曜日までに資源ごみを回収所に出す」とか言うと、珍妙変換のモトです。
その様な場合は「資源ごみを出す」程度で止めておくのです。
どのみち「収集」した内容は、あとで「処理」に回します。
「次の金曜日までに」という期限や、「回収所に」という場所情報は、後で追記すれば良いのです。
私の場合はOmniFocus +Bluetooth ヘッドセットを利用
なお、参考までに私の利用しているツールをご紹介。
私の場合はOmniFocus for iPhone とBluetooth ヘッドセットを利用しています。
OmniFocus for iPhone
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥1,700
売り上げランキング: 9,987
見つけた「気になること」を1件ずつ音声入力でInbox に登録。
その後、Mac版でダーっと処理していくわけです。
OmniFocus
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥6,900
私の場合、だいたい1時間で100件ぐらい収集できました。
キーボードや手帳へのメモで100件の「気になること」を書き出すのは、結構なホネの折れる作業です。
しかし、音声入力であれば、それを非常に楽に記録することができます。
たまにトンチキな聞き取りをされて、イラっとするときもありますが、そんな時は手入力してしまえば良いのです。
仕切り直しは「収集」から
GTDは挑戦してみたけれど、途中で投げちゃったんだよなーという方。
私も同じです。
正直に白状すると、未だにGTDのサイクルを回しきれていません。
そんなリタイア組の人が、もう1回GTDに挑戦するとき、まずやることは「収集」だと思います。
何故なら、まず「収集」を行って頭をラクにしてやらないと、次のステップもまともに動かないからです。
当然、いかに頭のなかを空っぽにできるかが「収集」の勝負どころ。
そんなとき、この音声入力を利用した「収集」は非常に強力なので、お試しあれ。