記録 と 行動
「たすくま(Taskuma)」を使ってタスクシュートを行う様になって、かれこれ2ヶ月が経ちました。
やはり「これと、あれと、あれを済ませたら何時になるの?」ってのが見えるのは素晴らしいです。
早い段階で「これはやばそう」と判断できるので、余裕確保に動けるんですよね。
ただ、同時にちょっとストレスな部分もあって、何かする都度たすくまのボタンを押さねばならない。
押す度にタスクの結果に対して良否を問われる。
非リピートタスクはリピート登録するか問われる。
これをいちいちいちいちいちいち…あー面倒臭い。
ってのが、正直に白状すると嫌です。
で、ふと思ったのですが、別に無理に全ての記録を残す必要は無いんですよね。
私はやりたい事や、やっておかねばならない事があって、それらの事に対して先の見通しが欲しくてタスクシュートを行っているのであって、別に全ての記録を厳密かつ正確に残したいわけではないのです。
そりゃ、行動記録が厳密かつ正確に残っていればいるほど、統計的なデータに基づいた対策は立てやすくなるのですが、それは何のためか?と自問してみて下さい。
たぶん「あ!」と思い出すでしょう。
記録を残すことは非常に有効かつ必須有用な「手段」ですが、それを行う「目的」は何であったかを。
行動するための記録であって、記録のための行動じゃなかったはずです。
つまり、思う通りに動けているなら、別に無理に記録は要らないんじゃないかと。
ですから、もし「たすくま」を購入したけれど、ちょっとなーと感じている方がいるなら、
先ずはストレス抱えながら記録をすし詰めで取ろうとするのでなく、ざっくりで始めることをお勧めします。
後から振り替えれる程度で記録を取ってみるのです。
平日の朝の様なタイトな時間帯は分刻みで。
休日の様にゆったりとした時間帯は、ざっと15分単位で。
というように。
分刻みの記録はとても強力ですが、全ての行動をそれで刻むのはしんどいです。
ですから、出来る範囲、出来る程度から。
どんなに優れた手法(メソッド)でも、身に付かねば役には立たないのですから。
Taskuma — TaskChute for iPhone
カテゴリ: 仕事効率化
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