Kindle と 漫画
鈴木みそ(@MisoSuzuki )さんの「ナナのリテラシー」の1巻を読みました。
今回の巻は電子書籍に関する内容だったのですが、非常に興味深い内容でした。
現状、出版業界はどんどん厳しくなってきていて、漫画を描くことで食べていける作家さんが減って行っているそうです。
詳細については、本作品を読んでいただくのが一番わかりやすいと思うのですが、これまで中堅どころとされてきたクラスの作家さんたちが、どんどん食べて行けなくなっているみたいです。
で、それ読んで思ったのですが、私の好きなマンガ家さん達って、その「中堅どころ」にカテゴライズされそうな人多いんですよね。
そういえば、大好きだったあの人とかあの人とか、最近とんと雑誌で見かけなくなりました。
断筆したとかいう話は聞きませんので、おそらくこの本にある様な状況から、そうせざるを得なくなっているのかなと。
そんな中、作中でもKDP(Kindle Direct Publishing)という出版手段が取り挙げられています。
これ、マンガ家さんに連絡とって、各種手続きや作業を取りまとめる仕事を誰かが行うようになれば、再びかつての中堅どころ作家さんが復活できるんじゃないですかね。
そんなことを、ふと考えました。