コーディング と デザイン
プログラミングに「コーディング規約」と呼ばれる書き方の作法を設けてプログラムの読みやすさ分かりやすさを担保させるのと同じ様に、デザインにもデザインガイドラインと呼ばれる約束ごとを定めて、UI やUX のデザインに統一性と安心感を付与する方法があります。
有名なところでは、Apple のUI Guidelines や、Google のMaterial Design Guidelines あたりでしょうか。
上司がちょいちょい部下くん達のUI デザインにダメ出しをするのですが、基本的にセンス頼りなので、そこいらが雑な部下くん達はいつになっても似た様な所を指摘され続けるんですよね。
すると、最終的に私に「お前はどんな指導をしているんだ?」とお鉢が回ってくる…。
指導に時間を割く様なリソースは寸毫も貰ってはいないので知った事ではないのですが、それを声高に反論できない組織人の面倒くささ。
と言うわけで、部下くん達にはデザインガイドラインの導入をアドバイス。
後から思い付いた様にあれこれ言われるぐらいなら、自分達で明確な指標を用意してしまえと言うわけです。
まあ、この話を実践するには、結局、定めたガイドラインを読み解いて、Why を押さえてHow に反映させる努力が要るんですけれどね。
おそらく、実践に至る事はないんだろうなあ。
ところで、コーディング規約には静的カードチェッカーという規約に沿って書かれているか否かをチェックさせるツールがあるのですが、デザインにはそういうツールってあるんですかね?
デザインガイドラインの性質から考えると、難しいかなー。