拙速 と 巧遅
よく「巧遅より拙速」とか言われますが、仕事が巧みな人は結果を出すのも速いですよね…。
仕事が早い人は成果物の出来も良いのです。
で、どうすれば仕事が速くなるのかと言うと、幾つかポイントがあります。
パッと思い付くのは、修練的な「日々の積み重ね」というのがありますね。
ただ、これはまあ当然といえば当然のポイントで、もはや取り沙汰する必要もない話です。
その上で、もう1つ意識すると良いポイントが「ニーズの把握」です。
仕事である以上、必ずアウトプットが存在するはず。
そのアウトプットに求められている内容は何か。
これを念頭に置くと、どこを頑張るべきか、どこは手を抜けそうか、などの勘所が見えてきます。
そうなれば、少ない手間で、よりニーズに合ったアウトプットが可能になるので「仕事が速い」となるわけです。
とは言え、ニーズを掴むなんて、そうそう簡単にできれば困りはしません。
何せニーズなんてアウトプット先の相手の中にしかないはずのものですから。
で、それを効率的につかもうと思ったら、結局は手数になるわけです。
早い時点で相手に試作品を見せたり触ってもらったりして感触を得たり、相手のニーズの方向性を誘導したり。
あれ?結局ここでも「早い時点」を押さえるために「速く」試作品を出す必要が出てくるのか…。
早さ、速さ、はやさ。
速度は全てを担保するなあ。
時間というリソースのキャッシュフロー。