定石 と 糊塗
システム開発には先達が苦労して見い出してくれた様々な定石が用意されています。
様々な書籍やネットの記事でそれらに触れ、どうにかしてモノにしたいと試行錯誤を繰り返すわけですが、現実は大半がその場しのぎに堕して、表面を糊塗するだけの結果に終わります。
何かが間違っているというか、足りていない感が拭い去れません。
手法や定石そのものではなく、その用い方や導入をどこか誤っている気がするのです。
よく切れる包丁であっても、正しい持ち方、使い方を知らなければ、その切れ味を発揮できないように。