資料作成 と システム開発
一応、私の本業は社内システム開発のはずなんですが、なんの因果かExcel を使ったデータ分析と資料作成もよく依頼されます。
で、1回はお受けするんですが、そうすると大概の場合「じゃあこれからも…」ってなるんですよね。
ですが、そこは毎回キッパリとお断りしています。
「もし恒常的に必要な場合は、専任の担当者を立てて下さい。その方に分析の考え方と操作をレクチャーしますので。」と伝えるようにしています。
或いは「機能作成が必要な場合は、今ならこれぐらいの期間で作れそうなので予算確保して下さい。」といった具合です。
資料作成などは確かに技能や知識を持っている人が行う方が早いし、適切なものが作れます。
ですが、だからと言ってそれを私がやらねばならない道理は無いのです。
例え親会社の偉いさんからの依頼であろうとも。
私のお給料は会社から出ており、会社は私の資料作成のスキルではなく、社内システム開発の実績に対して評価を下します。
ですから、いくら資料作成で重宝がられても、それはあくまで副次的な項目であり、メインの評価には成り得ないのです。
そこを忘れて、求められるままに応えていると、肝心なときに自分のリソースが確保できず、本来の業務が疎かになるという事態を招きます。
１つ１つは小さい雑務でも、積み重なれば結構なボリュームになってしまうのですから。
で、周囲を見渡すと、結構皆さん「それ、やり続けなあかんの？」という雑務に追われている人、多いんですよね。
いっぺん仕事の棚卸をしてみた方が良いと思うんだけどなあ。
