Excel と Web
社内システム製作でまず逃れられないのがExcel出力。
どんなに機能を練り込もうと、最後に必ず「それExcel出力できます?」と聞かれます。
昔は「どうしてこうもExcelにしたがるんだ!」と憤ったりもしましたが、考えてみたら細かい加工や調整はExcel出力したデータをユーザーさんが好きに弄ってくれる方が楽なんですよね。
例えば、ピボットテーブル機能をWeb実装しようと思ったら、どれだけ大変な事か。
それと比べたらExcel出力機能ぐらい「よろこんで!」ってなもんですよ。
最近は便利なライブラリが用意されていますしね。
原則 と 設計
「せっかくフロントエンドでKnockout.JSを使って実装した内容を、何でExcel出力のためにサーバーサイドでも書かなきゃいけないんだ!DRY原則に反する!」と若手くん1号が嘆いていたのですが、それは当初仕様からあったExcel出力を無視してKnockout.JSに処理を寄せちゃった結果でないのかい?
DRY原則を気にするぐらいなら、むしろそこはサーバーサイドに任せるのがMVC的にも良かったんじゃね?
という話をしたんですが、あまりピンと来ていなかった感じだったなあ。
まあ「書いちゃってから言われても…」ってところなんだろうけど。
書く前にもうちょっと考える様にしてもらうにはどうしたら良いんだろう。