格差 と 情報
Twitter で知ったのですが、@Fukuyuki さんが面白いWebアプリを作って公開してくれておりました。
その名は「地方格差検索」です。
要は指定した市町村区と東京都港区での平均年収比較するという内容です。
元データは総務省調べからとのこと。
詳しくは、ITmedia オルタナティブ・ブログ のこちらの記事とか
こちらのGIGAZINE の記事で。
ただ、私はこれを「格差を知るためのツール」とは考えませんで。
それよりもUターンやIターンを考える人達が、自分がこれから移り住みたいと考えている市町村区での生活年収の参考になるんじゃないかなと考えました。
まあ、ほんまにそのあたりを知ろうと考えたら、平均値なんてのは粗すぎるんで *01平均値は上や下に極端な偏りがあると、そちらに引っ張られるため。 あくまで参考程度ですが、まったく取っ掛かりが無いよりずっと良いんじゃないかと。
ちなみに、うちの郷里である新潟県糸魚川市の現時点での「地方格差検索」による年収平均は247万円だそうです。
田舎なんで持ち家な人が多い事から住宅費が安く済む事と、過疎化が進んでいて高齢者比率が高い事あたりが影響しているのか、現在住んでいる大阪府大阪市の307万円と比べると、60万円の差がありますね。
つまり、もし糸魚川市にUターンするなら、少なくとも今より年収で20%ダウン程度は折り込んでおこうねと。
そう受け取りました。
これを機会に、もうちょっと役所が公開している情報を有効活用というか、調べないと勿体ないなあと考えさせられましたね。
@Fukuyuki さん、面白いツールをありがとうございます。
脚注
↩01 | 平均値は上や下に極端な偏りがあると、そちらに引っ張られるため。 |
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