「夏場は多いんですよ」がスイッチ
きっかけは、Twitter のタイムラインに流れてきた、このツイートでした。
ヽ(; ゚д゚)ノ ビクッ!! RT @kogamine: 歯医者「どこかにぶつけた?」俺「あずきバーを…」歯医者「それは仕方ないですね。夏場は多いんですよ、あずきバーに負ける人」 _人人人人人人人人人人人人_ > あずきバーに負ける人 <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^
— 井村屋株式会社 (@IMURAYA_DM) August 13, 2013
実は私、小豆もの大好きでして。
子供の頃は、母方の実家に農作業の手伝いに行くと、帰ってからお風呂あがりに井村屋さんの「あずきバー」が出てきたものです。
それが、いつの間にやら口にする機会も減り、棒アイスと言えばハーゲンダッツか職場の売店で売っているGhanaチョコレートアイスぐらいという状況になっておりました。
しかし、このツイートを見て、私の中で「あずきバー・スイッチ」がカチリとONになったのです。
スイッチ入った。>>あずきバー
— あおのうま (@uma_blue) August 14, 2013
で、本日。
近所のスーパーで井村屋さんのあずきバーを購入。
いそいそと部屋に帰りました。
アイスって添加物たっぷりな場合が多い
ところで。
市販のアイスクリーム(カップアイス)やアイスキャンディー(棒アイス)というヤツは、添加物の宝庫でして。
大概が乳化剤やら香料やら着色料やらをぶち込んで、色々とごまかして売られております。
これは、高級アイスと呼ばれるハーゲンダッツやらでも例外ではありません。
まあ、市場流通経路に乗せることや「溶ける」という特性への対応として保冷が必須であることを考えると、そのあたりでコストダウンを図るというのは、わからないでもありません。
しかし、残念と言えば非常に残念なことなのです。
すごいぞ「あずきバー」
そんなわけで、この「あずきバー」にしても同じ様なもんだろうなーと思いつつ、ノスタルジーを満たすために買うたわけです。
そして、「さーて乳化剤、香料の他は何が入っているかなー」と、成分表示を見たわけですが…。
原材料名:砂糖、小豆、水あめ、コーンスターチ、食塩。
以上!
すげぇ…。
香料どころか、乳化剤も使われとらん。
ちなみに、コーンスターチが何なのか聞き慣れない方もいると思うので、ちょっと補足。
コーンスターチは、トウモロコシの粉から作ったデンプンです。
主に凝固剤やとろみ出しに使われます。
食品添加物の是非は置いて、この姿勢は評価したい
私は、食品添加物を全面的に否定する気はありません。
コストと品質の折り合いをつけるために使用するというのは、経済面から見ても「あり」だと思います。
しかし、「選択肢がそれしかない」というのは、まっぴらごめんこうむりたい。
つまり、乳化剤や香料をがっつりとブチ込んだアイス「しか無い」というのは嫌なのです。
井村屋さんの「あずきバー」は、添加物全盛なアイスの世界に孤高に立つ素晴らしい製品だと思います。
歯が折れたという残念な方もいるかもしれませんが、井村屋さんにおかれましては、変に日和って乳化剤やらに逃げず、これからも頑張って欲しいと切に願います。
あずきバーは、齧らずに舐めても美味しいのですから。