年末の慌ただしさ と 押し込み案件
明日に仕事納めを控える今日。
仕事は片付けてきたはずなのに慌ただしさが抜けません。
何故か。
ふと思い当たるフシがあります。
それは、「年末は全ての人に等しく年末だ」ということです。
年末が近づくと、机周りとか整理しますよね。
不要になった書類を破棄したり、溜まっているメールを整理したり。 *01【不要になった書類、溜まっているメール】私はInboxゼロの考えを導入してから、この作業をほぼ毎日行なっているので、年末もほとんど書類やメールの整理はありません。ハレルヤ!
それは、みな同じなわけです。
そして気付きます。
「あ、これアイツに頼まなきゃ。」と。 *02【頼まなきゃ】或いは、「アイツに投げとけ」
こうして、年末は思いもよらぬ押し込み案件が__しかも大概がよく考えずに__どんどんやって来て、普段から仕事をある程度コントロールしていようがいまいが関係なく慌ただしくなるわけです。
こういう時に飛び込んでくる仕事に即応しようとすると、まず間違いなくコケます。
持ち込む側もあまり考えずに、目についた問題を生のまま放り込んできますし、受けるこちらにも余裕がないからです。
ですから、可能な限りスローダウンというか、湧いた鍋に差し水をするようにしています。
ひと通り相手からの話を聞いた後で、まず、これを聞くのです。
「それ、期日はいつまででしょうか?」と。
すると、大概の場合、相手はこう答えるはずです。
「いや、そんなには急がないんですけどね。」と。 *03【そんなには急がない】じゃあ年明けに言って来いよ!というツッコミは全力で抑え込みましょう。態度に現れたら負けです。
このひと言を引き出せれば、しめたものです。 *04【引き出せれば、しめたもの】だいたい、この年末まで放っておかれた内容ですから、だいたいがすぐには片付きそうにない面倒ごとか、大したことない雑事かのどれかです。そんな案件が急ぎである確率はとても低い。
「わかりました。 *05【分かりました】これだいじ。真っ先に「わかりました」を言うことで、相手はちょっと安心してくれます。 それでは、年明け1月◯日の13:00 からの打ち合わせで詳細をお聞きしますね。 *06【打ち合わせは午後に】打ち合わせやミーティングの類はなるべく午後に行う様にしています。午前中は気分もノッているので、できれば自分のために空けておきたいところ。 」など、年明け以降の午後に再度詳細を聞くという形で調整してしまいます。
相手には「この件はアイツに振った」という安心感を与えつつ、実質的な詰めは年明け以降に積み直すわけです。
と、ここまで書いて気付きましたが、これ、別に年末に限らず忙しいときはいつでもやっていることですね。
それでもバタバタするんだから、年末ってのは本当に困ったものです。
さて、あと1日で仕事納め。
なんとか乗り切りましょうかね。
脚注
↩01 | 【不要になった書類、溜まっているメール】私はInboxゼロの考えを導入してから、この作業をほぼ毎日行なっているので、年末もほとんど書類やメールの整理はありません。ハレルヤ! |
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↩02 | 【頼まなきゃ】或いは、「アイツに投げとけ」 |
↩03 | 【そんなには急がない】じゃあ年明けに言って来いよ!というツッコミは全力で抑え込みましょう。態度に現れたら負けです。 |
↩04 | 【引き出せれば、しめたもの】だいたい、この年末まで放っておかれた内容ですから、だいたいがすぐには片付きそうにない面倒ごとか、大したことない雑事かのどれかです。そんな案件が急ぎである確率はとても低い。 |
↩05 | 【分かりました】これだいじ。真っ先に「わかりました」を言うことで、相手はちょっと安心してくれます。 |
↩06 | 【打ち合わせは午後に】打ち合わせやミーティングの類はなるべく午後に行う様にしています。午前中は気分もノッているので、できれば自分のために空けておきたいところ。 |