直感的 と プログラミング
直感的である事は素晴らしいことです。
選択に際して思考リソースを割くことなく、行動に移れますから。
しかし、誰かにそれが「直感的である」事を説くならば、その理由背景は論理的に示されねばなりません。
直感とはまさに感覚の領域であり、それは個人の中に限定された事象であって、他者と共有されるものではないからです。
我々がガンダムの世界おけるニュータイプであるならば別ですが。
それは丁度、プログラム開発に似ています。
直感的であるというのは要件のひとつであって、設計ではないのです。
もし、直感的である事を謳うならば、何を以ってそれを実装しているのか示さねばなりません。
それが無ければ、単に「なんとなく」の塊にしかならないのですから。
と言う様な話を職場の若手くんに何回かしたのですが、あまり納得していない様子だったなあ。
私も「論理的である必要性」を説明できていないという事か。