北新地 穂の河 でランチを頂いてきたよ

投稿者: | 2012/07/11

北新地 穂の河 でランチ

本日はめったに取らない平日休み。
せっかくなので、妻と二人で北新地で平日ランチとしゃれこみました。

お店は@fatmount さんのブログで知った、北新地 穂の河。
さすがの@fatmount チョイスで、とても満足できるお店でしたので、ご紹介。

 

怒涛の10品、ランチなのにこの品数、このクオリティ

 

1品目:先付け(胡麻豆腐ともずく)

先付け。

胡麻豆腐の中には梅肉が。
胡麻豆腐の香りともずくの食感、梅肉の清涼感が食欲をそそり、食事の準備を促します。

先付け(胡麻豆腐ともずく)

 

2品目:お造り

鱧(はも)が特に美味しかった。
関西で鱧は夏の定番だが、美味しい鱧にあたることは稀だ。

お造り

 

3品目:小鍋(鱧ちり)

鱧の淡白な旨味、牛蒡(ごぼう)の野趣と玉ねぎの甘味、それらを締める三つ葉の香り。
どれも持ち味を損なうことなく、お出汁の中で素晴らしくまとまっている。

小鍋(鱧ちり)

 

4品目:八寸盛合せ

旬を遊び心溢れる飾り切りと共に盛り合わせた八寸。
西瓜は瓜と明太子。
彩りが美しい三色の玉はオクラ(?)、トウキビ、トマト。
朝顔の蕾を模した大根。
冬瓜の蛙。蛸の酢の物。

八寸盛合せ

 

5品目:焼き物(岩魚の塩焼き)

塩加減が絶品。
岩魚の旨みをギュッと引き出した素晴らしい品。

コースの主役らしく、お店の名を象った稲穂が添えられていました。
稲穂はどうやるのかポン菓子の様に爆ぜさせてあり、目を楽しませつつ箸休め的に頂けます。

焼き物(岩魚)

 

6品目:椀物(じゃが芋饅頭)

じゃが芋を使った和食というと、肉じゃがか煮転がし程度しか思い浮かばない私。
これはそんな固定観念を破る一品でした。

お出汁の餡に、ふわふわのじゃが芋饅頭と青物。
感じとしては百合根の新庄に似ていますが、もっとふわっとした柔らかい味と食感でした。

椀物(じゃが芋饅頭)

 

7品目:揚げ物(天ぷら:海老、鱧、南瓜、茄子、薩摩芋)

揚げたてホクホクの天ぷら。
抹茶塩で。

衣は必要にして充分な程度。 *01【必要にして充分】天丼とかだと、派手に衣をまとっている方が美味しかったりしますが、天ぷらとして頂くなら、これくらいがええですな。
ゴテゴテと纏されていません。

揚げ物(天ぷら:海老、鱧、南瓜、茄子、薩摩芋)

 

8品目:ご飯(じゃこ飯とお漬物、味噌汁)

ご飯ものは、じゃこ飯とお漬物、味噌汁。
お漬物に「いぶりがっこ」が出てきたのに驚きました。
燻蒸香とポリポリとした歯応えを楽しみながら。 *02【いぶりがっこ】囲炉裏の上などに吊るして燻した大根で作る沢庵漬け。

ご飯(じゃこ飯とお漬物、味噌汁)

 

9品目:甘味(マンゴープリンのココナッツミルクがけ、豆腐のムース、西瓜)

締めの甘味。
マンゴープリンのココナッツミルクがけ、豆腐ムースのブルーベリーソース、西瓜。

胃に優しく、暑気払いにも良さそう。
ぺろりと平らげました。

甘味(マンゴープリンのココナッツミルクがけ、豆腐のムース、西瓜)

 

10品目(?):昆布茶

甘味のあとに軽い塩味。
これは憎い。

昆布茶

 

以上10品で5,000円

以上10品、昼懐石 5,000円のコースでした。

5,000円でこの品数とクオリティ。
なんというお値打ち感。

さすがの北新地ですね。
@fatomount さん、今回も良い店を紹介頂き、ありがとうございます。

北新地 穂の河│穂の河│大阪北新地~中之島の和食料理店
昼会席 …



【新地飯】『穂の河』で、旬づくし頼んだら、鱧とアワビのコラボで胃の中お祭り状態。そして二軒目なのに一軒目という(笑)。 – fatmount’s story

 


 

脚注

脚注
01 【必要にして充分】天丼とかだと、派手に衣をまとっている方が美味しかったりしますが、天ぷらとして頂くなら、これくらいがええですな。
02 【いぶりがっこ】囲炉裏の上などに吊るして燻した大根で作る沢庵漬け。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください