関東 と 雪
今日は横浜、東京はじめ関東一帯で雪が積もったようですね。
交通機関などにも大きな影響が出た様子。
一方、こちら大阪は雨でした。
例年、冬場の近畿太平洋側は雨が降らない印象があるのですが、今年はよく降りますね。
実際のところはどうなんでしょう?
と思って気象庁のサイトで調べてみたら、今年の12月は平年比221%も降水量があったのですね。
やはり今年の冬は雨が多いようです。
これで冷え込みが厳しくなったら、関西も雪模様に変わるのでしょうか?
小正月 と 鳥追い
毎年、この時期になると、実家地域の小正月の行事である「鳥追い」を思い出します。
私の頃とは随分と様変わりしている様ですが、鳥追い唄を一番までしか歌わなくなったというのだけは、やはり残念でなりません。
保存会など出来ようもない小さな集落ですから、このまま失伝されていってしまうんでしょうかね。
毎年、何故か鳥追いの日は雪模様な場合が多いです。
そんななか、重たい太鼓を担いで、夜っぴて集落内を周り、鳥追い唄を歌って歩いたことが思い出されます。
今は20歳が成人の区切りですが、昔は鳥追いのオヤ *01【オヤ】14歳の子供が鳥追いに参加する子供全員の取り仕切りを行い、それを「オヤ」と呼びました。 をやる14歳を境に大人の仲間入りだったのでしょうね。
そう言えば、父から「周囲から『頑張ったね』で済まされるのはここまで。ここからは、ある程度の結果も求められるぞ」と諭されたのが強く記憶に残っています。
「(父に)何かあれば、お前が家長の名代だからな」と。
別段、旧家でもなんでもない、ただのサラリーマン家庭なんですけれどね。
田舎ってのは、そんなこと関係なく、そういう気風が残っていました。 *02【そういう気風】正直、今はどうかわかりません。人の世の遷ろいというのは、本当に早いものですから。
あれから26年。
今でもおよそ、父の名代を果たせる気はしませんが、覚悟と準備は進めて行かねばならんのでしょうね。