Keep
マルチプラットフォーム対応なデータベースレプリケーションツール、SymmetricDDS というツールを知りました。
どうやらOSS で無償利用も可能な様子。
よほど突飛な事を試そうというのでもない限り、大概のことは先達が路を拓いてくれているものですね。
ありがたい。
自力で山に登る事は尊いですが、巨人の肩に乗らせて頂くという選択肢も忘れずにおきたいものです。
まあ、あまりそればかりしていると、気が付けば、とんでもない所に居て途方にくれるというケースもあるわけですが。
ただただ肩に乗ろうとするのではなく、その巨人がどの様なモノなのかという事を理解する姿勢は失わずにいた方が良いでしょう。
道具にはそれが生み出された道理が存在するはずなのですから。
Problem
仕事に目的意識を持って取り組んでもらうため、部下くんには「Redmine のチケットに必ず目的を書け」と伝えてあります。
ところが、何故かその「目的」に「経緯」や「原因」を書いてくるんですよね。
以前、「目的とは何かを探すときは、何のためにそれをするのか?を自問してみると良いよ」と教えた事があるのですが、その「(目的)のために」を「(原因)のせいで」と取り違えて憶えてしまったのだろうか…。
(例: 寒さのために手が凍える)
ちょっと考え難い想像ですが、字面的にはあり得る(か?文脈的には無いと思うのですが…)話なのかなと。
そして今日、当人から語られた衝撃の告白が。
当人曰く「目的を考えるときに過去や現在で起きた事象を考えると経緯や理由を書いてしまうので、常に未来のことを考えるようにすれば(以下略」とのこと。
うーん、未来は過去や現在に立脚するんやで…。
これ、どう指導していったものかいな。
ストレートに「未来は過去や現在に立脚しているから、片方だけ考えれば良いという話にはならないよ」って言うたら通じるんやろか。
それでは足らんだろうなあ。
「未来は過去や現在に立脚しているもんやろ?そこをつなげる展開を頭に描いて欲しくて『目的を書け』言うてるんやで」だとどうかなあ。
Try
SymmetricDS を実際に動かして、Oracle からMySQL への参照レプリケーションをさせてみたい。
というより、今回レプリケーションツールを探していた理由がそれなんですよね。
この記事の続きが書かれていれば良かったのですが、さすがにそれは横着というもの。
Keep の項でも書いたように、道具の道理を理解するためにも、自分で試行錯誤しながら進めて行きましょう。