CUI と GUI
Twitter の「アンケート」をはじめて行いました。
git の操作はCUI?GUI?IDE?というもの。
結果は以下の様に。
git 操作は
— あおのうま (@uma_blue) 2016年4月15日
まあ、得票数が「5」と少ないので「だからなんだ?」と言われると返す言葉もないのですが、それでも「GUI派多いのねぇ…」というのが感想。
会社の子にgit の使い方を教えた時も「出来たらSourceTree で…」て言われましたしね。
CUI 派としては、ちょっと寂しい。
実は私もgit の触れ始めはGUIでして。
使っていたソフトは定番のSourceTree でした。
ただ、その時はちーともgit の良さってわからなかったんですよね。
何せほら、SourceTree みたいなGUI って操作が基本的にクリックで済んじゃうじゃないですか。
そうすると、一連のgit コマンド群と内容が全然頭のなかで結びつかないんですよ。
ところが、Linux でUNIXシェルを触るようになって、ついでにWindows でもGitBash を使う様になってから一気にgit の各種コマンドに対する理解度が上がりました。
考えてみたら「ここを押すとブランチが作る画面が開く。そしたらブランチ名を入力して(以下略)」ってのと、「git branch hoge って入力するとhoge ブランチが作られる。」を比較すれば、毎回直接コマンドを入力する分、コマンド名と行為の密接度が違うんで、そら憶えるわって話です。*01だからこそ、ボタン一つでコマンドを省略できるGUIも素晴らしいわけですが。
人が言語を以って思考する以上、実際に単語を入力しながら操作する方が学習効果が高い(操作効率は別として)のは当然だと思うんですよね。
そんなわけで、SourceTree は大変素晴らしいアプリケーションですが、「git とイマイチ仲良くなれない」という方には、GitBash やターミナルを使ったCUI 操作をお勧めしたい。
コマンドいちいち調べたり憶えたりが面倒かもしれませんが、だからこそ、そちらの方が記憶には定着しやすいですよ。
脚注
↩01 | だからこそ、ボタン一つでコマンドを省略できるGUIも素晴らしいわけですが。 |
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