Google Reader が無くなると?
Google Reader が無くなるとどうなるか?どうするか?
これについては、すでに多くの方が考え、語って下さっています。
ただ、RSS登録者数の件について触れている人が意外と少ない__というか見かけない__ので、ちょっとだけ。
RSS購読者数が見え難くなる
Google Reader に限らず、RSS購読サービスには、購読者数を教えてくれる機能があります。
実質的にデファクトスタンダードであるGoogle Reader が消滅した後は、Feedly を始めとする様々な受け皿サービスが、これまでGoogle Reader が占めていたニッチ(棲息域)を埋めるわけですが、Google Reader ほどの規模とはならないでしょう。__少なくとも当面は__
すると、これまではGoogle Reader の購読者数をチェックしておけば、固定読者の数はだいたい把握できたわけですが、今後はその手段が無くなる__もしくは情報としての重みが著しく低下する__ことになります。
つまり「ウチのサイトをいつも見てくれている人は、いったいどれぐらい居るの?」ってことが見え難くなるわけです。
個人的に一番困ること
で、このRSS購読者数が見え難くなるというのが、どうして一番困るのか?という話です。
固定読者であるRSS購読者数が見え難くなるというのは、書き手的にはモチベーション指標のひとつが消失することを意味しますが、私の場合はもっぱら消費者視点での「困ること」です。
実は私、RSSフィードの登録並び順をRSS購読者数の少ない順に並べているんですよね。
つまり、固定読者の少ないサイトがまっ先に目に入る様にしています。
RSS購読者数の多いサイトの情報は、放っておいてもTwitter をはじめSNSに流れてくるので、なるべくマニアック__というのは失礼な物言いかもしれませんが__なサイトの記事を優先したいわけです。
ところが、Google Reader が無くなって、RSS購読サービスが群雄割拠な時代に突入すると「ここの購読者数さえ押さえておけばOK」という数字が無くなっちゃうんです。
ことによっては、サイトの性質によってRSS購読サービスの棲み分けが出来ちゃったりするかもしれない。
情報系サイトを購読している人はRSSサービスAの利用者が多いけれど、読み物系サイトの購読者はRSSサービスBの利用者が圧倒的、みたいに。
そうなっちゃうと、私のチェック基準が大きく揺らぐといいますか。
今でさえ不定期にやっている購読者数によるフィードの並べ替え作業が面倒くさいのに、もっと面倒くさくなるじゃないか!と。
まあ、面倒ならやらなけりゃいい
とは言え、面倒ならやらなけりゃいい話で。
今ですらフィードの並び順無視してつまみ食いしたり、単純に更新日時順にチェックしたりと、自分ルールもてきとーなので、「一番困る」と言いつつも、大して困りゃしないのかもしれないんですけれどね。
なお、Google Reader からエクスポートされるOPMLファイルには、手動で並べ替えたフィードの並び順は含まれていない様です。
私、涙目。(T-T)
私は、こんな感じでRSS購読者数ごとにフィードを並べています。
RSS購読者数の調べ方(Google Reader)
ちなみに、RSS購読者数を調べるのは簡単で、Google Reader で以下の操作をすれば、サイトごとに確認可能です。
1)Google Reader のページを開く。
↓
2)登録フィード *01【登録フィード】RSS購読を登録したサイト。 を1件選ぶ。
↓
3)フィード名の右側にある▼を押す。
↓
4)表示されるメニューから「詳細と統計を表示」を押す。
↓
5)「登録者数」の項にそのサイトのRSS購読者数が表示される。
ちなみに…
ちなみに、ウチのブログのRSS購読者数は、2013年03月21日現在で386でした。
先月は「400超えた〜」と、こっそり喜んでいたのですが、今回のGoogle Reader 終了のお報せを契機に、20ほど減っちゃいました。
サービス移行に際して整理されちゃったんでしょうね。orz
まあ、整理されちゃう程度の記事しか書けていなかったということなわけですが。
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脚注
↩01 | 【登録フィード】RSS購読を登録したサイト。 |
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