日刊 あおのうま Vol.833(2013.02.27)【ググれとは思うのだけれど】

投稿者: | 2013/02/27

集合知 と ガイドライン

順調にお仕事が煮詰まってきております。
既に用意しておいたバッファ・タイムに突入しておりまして。
とは言え、一応、デッドラインの日付までには、カタチにはなりそうです。

ちなみに、使用言語はPerl がメイン。
プログラミング言語としては、色々と融通の利くフリーダムな言語です。 *01【フリーダムな言語】フリーダム過ぎて泣かされることもしばしばですけれどね。

今回の案件、データベースから持ってきたデータをWeb帳票に表示、更にそれをExcelブック形式でダウンロード可能にするというのが大まかな内容。
これを初手から作ると、冗談みたいに面倒くさいことになるわけですが、CPANというライブラリを使うことで、プラモデルを組む様に簡単にあれこれと実装できてしまいます。

このCPAN、世界中のPerl ユーザーが様々に作り上げたプログラミング部品の宝庫でして。
ここを漁れば、Perl で出来ることの大概は見つかるんじゃないでしょうか。
これ無しでのPerl プログラミングは考えられないという程、便利です。

The Comprehensive Perl Archive Network – www.cpan.org

 

この「共有され、共同でメンテナンスされるライブラリ」というのは、ネットならではの仕組みだと思います。
CPANに限らず、最近はGitHub やBitbucket など、他のプログラミング言語でも有名ですね。
まあ、プログラミングのWikipedia みたいなものと考えると、わかりやすいんじゃないでしょうか。 *02【プログラミングのWikipedia】かなりツッコみが来そうな例えですが、概ねそんな感じってことで。

で、こういった「成長する集合知」って、他の分野でも沢山ありそうですよね。
例えば、クックパッドなんかは、料理レシピに関する集合知機構と言えるでしょう。

ただ、これらの集合知系の仕組みは、その性質上、どうしても利用者にある程度の能力が要求されます。
最も要求されるのは、「検索して目的のものに辿り着く能力」です。

膨大な量のデータの山から、求めるものを探し出す能力。
それの有無が、その人にとっての集合知の価値を大きく分けることになるわけです。

でも、そのあたりについての手引きというか、ガイドラインって以外に少ない気がするんですよね。
これをしたいなら、こういうポイントに気をつけて、こんな感じで探すと、こういう形式で見つかるから、さらにこう絞り込めば良い。
みたいな、目的地に辿り着くまでのチュートリアル的なものがもっと増えても良いんじゃないかと思っています。 *03【チュートリアル的なもの】まあ、それすらも、その気がない人には無駄だったりするわけですが。

 



 

脚注

脚注
01 【フリーダムな言語】フリーダム過ぎて泣かされることもしばしばですけれどね。
02 【プログラミングのWikipedia】かなりツッコみが来そうな例えですが、概ねそんな感じってことで。
03 【チュートリアル的なもの】まあ、それすらも、その気がない人には無駄だったりするわけですが。

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