のっけから大ピンチ
軽々しく「やる!」と言ったわけではないのですが、2ヶ月間毎日更新というのは、私にはかなりハードです。
「ご飯を食べるようにブログを書く」とは、とても行きません。 *01この記事も、3/1の記事としてアップしますが、書いているのは3/2の00:00過ぎていたりします。
あまりに無策
2ヶ月も毎日更新を続けるならば、ネタのストックやら有れば良いのですが、
そんなものはこれっぽっちもありません。
このままだと、その日のネタをその日のうちに探し出すと言う自転車操業を2ヶ月続けることになってしまいます。 *02それで2ヶ月続ければ、それはそれで大したものだとは思いますが、まあ無理でしょう。
シリーズ企画はどうだろう?
そこで、シリーズ企画を幾つか用意して、記事を書いてみようと考えました。
シリーズものなら、毎回のボリュームは小さめで済みそうです。 *03そんな事はない
しかも、書く内容はシリーズ企画のテーマが決まった段階で枠が決まります。
毎回「うーん、何書こう?」で悩まずに済むわけです。
全面的に楽なわけではない
良いこと尽くしな「シリーズ企画」ですが、全面的に楽と言うわけではありません。
何がしんどいって、構成です。
「シリーズ」である以上、「いかに始め、いかに終えるか」をちゃんと考えておく必要があります。
「適当に始めて、なんとなく終わる」わけには行かないのです。
すると、結局「企画を練る」必要が発生し、
「とても2ヶ月もたないよ」となってしまいます。
ブログ・レビュー企画はどうだろう?
続いて頭に浮かんだのは、「ブログ・レビュー企画」でした。
正確には「◯◯さんのブログの秘密を探る!」的な企画。
リスペクトするブロガーさん達のブログを分析し、
何がそのブログの良さなのかを分析する。
そんな企画も考えました。
むしろ、こっちのがしんどい
しかし、これとて「シリーズ企画」と一緒です。
レビュー対象となるブログの内容や構成を分析し、レビューを行う。
入念なチェックや下準備は欠かせません。
むしろ、シリーズ企画よりしんどい事に気が付きました。 *04アホですな。
残った光明
・複数回の記事をこなせる見通しがあり、
・かつ、事前に全てを下準備する必要がない。
・そんな都合の良い企画はないものか?
ありました。
それは…
How to 書籍のレビュー
万全の下準備をすることなく、複数回の記事を書くネタを用意できる企画。
それは、「How to 書籍のレビュー」です。
なぜ「How to 書籍のレビュー」なのか?
普通の「書評」とは何が違うのか?
それについては、次の点が挙げられます。
1.全部読んでいなくてもOK
「書評」を書くには、その本を全て読み終えている事が大前提です。
まだ読みかけの本の書評を書くことは出来ません。 *05出来ないことはないかもしれませんが、それはちょっと気が引けます。
しかし、「How to 書籍のレビュー」であれば、読みかけでも問題ありません。
ひとつずつ章を読み進め、その内容を実践し、結果をレビューする。
むしろ、その過程こそが記事となります。 *06まあ、当然「全部読んでから実践」の方が安定感のある記事になる気がしますが。
2.複数回の記事を書くことが自然
そもそも、「書評」を複数回の記事に分けて書くなんてのは、あまり見かけません。
本を読んだ自分が、そこから汲み取ったエッセンスを凝縮した記事が「書評」だとするならば、
内容は簡潔にまとまっているのが理想であり、
「複数回にわたる書評」などは、余程の内容で無い限りは「まとまりのない本の内容の羅列」にしかならないからです。 *07うそです。ごめんなさい。本の内容や、読み手の思い入れが強ければ、複数回の書評だって充分に「あり」だと考えています。この辺のくだりは、脚色に近いと目を瞑って下さい。
しかし、「How to 書籍のレビュー」は違います。
先にも挙げた様に、「ひとつずつ章を読み進め、実践し、結果を示す」と言う行為こそが記事になります。
つまり、最初から「複数回の記事」にしやすいのです。
3.コケてもネタになる
一般的な「書評」ですと、イマイチな本は記事にし難いと思います。
「この本読んだけれど、あんまり役に立たんかったわー」ってのは言い辛いものです。
しかし、「How to 書籍のレビュー」は少し違います。
コケるのは、基本的に「本ではなくて自分」です。
本の内容にもコケる原因があるかもしれませんが、主体を「実践の結果」に置くことで、その点を前面に出難くすることが出来ます。
むしろ、たまにコケたり引っ掛かったりする方が、読む側には面白いかもしれません。 *08無論、あとに「解決編」のカタルシスがあれば理想なわけですが。
「良かった」や「上手く行った」ばかりよりは、
「ここでハマった」や「(失敗した分のロスを)こう取り返した」と言う話の方が、面白いですから。 *09私は失敗談と、そこからの復活劇が大好きです。
では、どの本を選ぶのか?
「How to 書籍のレビュー」が良さそうなのはわかった。
では、どの本について、実践し、レビューして行くのか?
今の私ならば、これを選びます。
【注】以下、読みかけ段階での内容になります
この本はタイトルにもある様にiOS *10iPhoneやiPad、iPod TouchなどのOS 向けソフトウェアの開発手法について書かれています。
今の私には、正直「???」となる部分も多いのですが、その事を差し引いても多くの得るものがありそうな内容です。
iOS開発に限った話ではなく、ソフトウェア制作に関する多くの示唆を与えてくれそうな気配を感じるのです。
そんなわけで
次回以降、タイミングを見て「iOS開発におけるパターンによるオートマティズム
木下 誠 (単行本 – 2011/2/9)」の実践レビューを書いてみようと考えています。
注意しなければならないこと
と、お気楽に「How to レビューを書く」とブチ上げましたが、何も考えずに書けるものでもありません。
気を付けないと、本の内容をインターネット上にだだ流しする結果となり、
本を出版することで利益を得るはずだった著者をはじめとする出版関係者に迷惑をかけかねない可能性があるからです。
その点については、重々注意しながら書いて行こうと考えています。
【蛇足】
ここまで書いて、現在3/2 02:45 です。
明日に大変響きそうな時間。
こういうのは、ちゃんとコントロールして見せんとならんですな。
脚注
↩01 | この記事も、3/1の記事としてアップしますが、書いているのは3/2の00:00過ぎていたりします。 |
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↩02 | それで2ヶ月続ければ、それはそれで大したものだとは思いますが、まあ無理でしょう。 |
↩03 | そんな事はない |
↩04 | アホですな。 |
↩05 | 出来ないことはないかもしれませんが、それはちょっと気が引けます。 |
↩06 | まあ、当然「全部読んでから実践」の方が安定感のある記事になる気がしますが。 |
↩07 | うそです。ごめんなさい。本の内容や、読み手の思い入れが強ければ、複数回の書評だって充分に「あり」だと考えています。この辺のくだりは、脚色に近いと目を瞑って下さい。 |
↩08 | 無論、あとに「解決編」のカタルシスがあれば理想なわけですが。 |
↩09 | 私は失敗談と、そこからの復活劇が大好きです。 |
↩10 | iPhoneやiPad、iPod TouchなどのOS |