本日は、大阪 は心斎橋にて、“Evernote Users Meeting 大阪” が開催されました。
旗振り・仕切りは、iPhoneCUG の @dark_k 局長と @tobu1 さん。
内容としては、Evernote の創業者CEO フィル・リービンさんによるマーケティングコンセプトのプレゼンと、日本の二大Evernoteアルファブロガーである @goryugo さんと @rashita2 をメインに、ユーザー間で色々雑談しながら交流を深めましょう的な感じでした。
聴衆で参加して、こちらからは何も提供しないと言うのも気が引けましたので、今回は「何かお手伝いできる事はないでしょうか」と、猫の手ならぬ象の手としての参加でした。 *01 まあ、結局何の役にも立たず、会場内で立ち尽くしていただけだったんですけれどね。orz
今回のイベントは、Evernoteと言うサービスの「根底にある思想」に触れる良い機会でした。
キーワードは「愛着」です。 *02 プレゼンでは「Love」と記されていましたが、「愛」や「愛情」では、しっくり来なかったので、「愛着」は私の意訳。
“「欠乏 (Scarcity)」と言う物理的な制約がウェイトを占めてきた従来のマーケティングは、今後「愛着(Love)」をキーワードに展開して行くことになる。”
と言うのが、リービンCEOの論でした。 *03 私はこの話を聞いたときに、「愛着」の前に「時間」の密度をコントロールする事が指針になるのでは?と感じました。Evernoteは、過去の密度を保ったまま未来の自分に引き渡してくれるタイムカプセル的な役割を果たせると考えているからです。
また、著名なアルファブロガーである @goryugo さん と @rashita2 さんの対談形式プレゼンの根底に見た「楽しむ」と言うキーワードも心に残りました。 *04 この「楽しむ」というキーワードも、私の勝手な感想です。プレゼン内でこの単語がキーワードとして使われたわけではありません。
正直なところ、私はEvernoteを全然使えていません。
ですが、そこに価値のある「何か」が存在することは、 @goryugo さんや @rashita2 さんを見ると、よくわかります。
何故なら「楽しそうだから」です。
それがある故に、私は今回のイベントに参加し、今日も使えていないながらもEvernoteを利用し続けています。
「よくわからないけれど、面白そう。(楽しそう)」と言うのは、最強のマーケティングだと思います。
移動時に @nagisawks さんが「とりあえず『ハッピーになれるよ。』言うておいたらええねん。(笑)」と冗談めかして言っておられましたが、まったくこれは真理です。
そこに「楽しみ」があるから人は寄って来るのでしょう。
「どんな」楽しみがあるかは、二の次です。
そして、「楽しみ」は「喜び」になり、「喜び」を与えてくれる物に人は「愛着」を感じます。
そう考えると、今のEvernoteの隆盛は当然の結果で、楽しめる人たちがいる限りは、続いて行くのかなー。
などと考えさせられたイベントでした。
そして、毎回のことながら、開催のお二方 *05 @dark_k 局長、 @tobu1 さん 本当にお疲れ様でした。
反省:
・手伝いに行ったはずなのに、 *06 ほぼ全く 役に立てなかった。
→次はもっと出来る事を探す。
・お話聞きたい人、いっぱい居たのに、殆ど聞けなかった。
→ まあ、そんなもんだ。
それでも、駅までの道すがら @nagisawks さんと話せたし、裏・打ち上げでは @suito1942 さん、 @ryo_dg さんから面白い話も聞けた。
・フィルCEOにもっと積極的に話しかければ良かった。 *07 大変にきさくな方で、私の汚い字かつ間違いだらけの筆談にも快くお相手下さいました。
→ 一緒に来られていたアンドリューさんからも面白い話をいっぱい聞けそうだった。 次はもう少し予習してこよう。
脚注
↩01 | まあ、結局何の役にも立たず、会場内で立ち尽くしていただけだったんですけれどね。orz |
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↩02 | プレゼンでは「Love」と記されていましたが、「愛」や「愛情」では、しっくり来なかったので、「愛着」は私の意訳。 |
↩03 | 私はこの話を聞いたときに、「愛着」の前に「時間」の密度をコントロールする事が指針になるのでは?と感じました。Evernoteは、過去の密度を保ったまま未来の自分に引き渡してくれるタイムカプセル的な役割を果たせると考えているからです。 |
↩04 | この「楽しむ」というキーワードも、私の勝手な感想です。プレゼン内でこの単語がキーワードとして使われたわけではありません。 |
↩05 | @dark_k 局長、 @tobu1 さん |
↩06 | ほぼ全く |
↩07 | 大変にきさくな方で、私の汚い字かつ間違いだらけの筆談にも快くお相手下さいました。 |
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