Evernote Devcup 2013 Meetup in Osaka と その後
今日はEvernote Devcup 2013 Meetup in Osaka に参加してきました。
途中で予定になかったEvernote CEO Mr.Phil Libin さんの登壇などもあって、非常に面白い集まりでした。
個人的には、Mr.Phil に以前から気になっていた「100年企業となるために足りないと感じているものは何ですか?」という質問が出来たので、凄く満足です。
インフラとしてのEvernote を提供するEvernote社 と、それを利用する様々なアプリやサービスを考え作り送り出す多くのデベロッパー、そして、それらを利用し、価値の見極めを行うユーザー、これらが揃った現状、更にその関係を100年という長いスパンで継続させようというとき、どのようなパズルのピースが必要か?という部分を聞き出したいという意図がありました。
おそらくそこには、今回のDevcup で求められる「何か」があると思ったわけです。
つまりヒントを引き出そうとしたわけですね。 *01【ヒントを引き出そうとした】我ながらこすっからい
しかし、Mr.Phil の視点はそのもっと上にありました。
彼の答えはこうでした。
「足りないと感じているものは『人』です」。
これは全くその通りで、100年とかいうスパンになると、企業戦略だの事業計画だの市場分析だのは、ほとんど意味を持たないでしょう。
そこに必要なのは、企業文化であり風土であり、それらを受け継ぎ展開して行く『人』です。
Mr.Phil は、そんな『人』をもっと増やして行きたい、そう考えていたわけです。
経営者の視座というやつに改めて感心させられました。
締めの懇親会でも、@rashita2 さんとのちょっとした雑談から「関連ノート」に関する着想を分けてもらったり、Evernote Developers 日本語 フォーラムの鈴木さんからAPIに関する要望の出し方等について教えていただいたりと、多くの収穫を得ました。
で、ここまででも十分に充実した催しだったのですが、さらに有難かったのが、その後のプライベートな集まり。
今回のEvernote Devcup 2013 Meetup in Osaka にゲストトーカーとして参加されていた@setoh2000 さん、@tinpay さんをはじめ、Sylfeed の@gachalatte さん、Evernote Japanese Translation Coordinator の@sei_n さんらにモスバーガーでコードを見てもらった上に、居酒屋でプチ飲みまでご一緒させて頂いたという。
ちょっと申し訳ないぐらいの充実っぷりでした。
これで明日は仕事がお休みだったりすると、今日もらったあれこれを自分の中でゆっくりと咀嚼できるんで最高なんですけれどね。
まあ、そこまで望むのは贅沢が過ぎるというもの。
これを励みに、明日はお仕事がんばろう。
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脚注
↩01 | 【ヒントを引き出そうとした】我ながらこすっからい |
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