PWA と ウィジェット
最近PWA(Progressive Web Apps)が気になっています。
PWA はもともとGoogle が推す規格。
これを適用したアプリケーションをMicrosoft が自社のアプリストアに登録するというニュースに驚いたところだったのですが…。
今度はApple もこれに追従しそうというニュースが。
ちょっと夢が拡がる話ではあるのですが、同時に「おやー?」という思いもあるんですよね、これ。
かつて、デスクトップにウィジェットと呼ばれるミニアプリケーションを配して便利に使おうみたいな流れが起きかけた事があったのですが、あれと似たような気配を感じるのです。
取り組み自体は良いのだけれど、普及するのかなと。
現行サービスがこぞって導入するか、何か凄いキラーコンテンツが出てこないと厳しいんじゃなかろうか…。
OS や端末の壁を超えるUX/UI というヤツは大変に魅力的なわけですが、同時に、そこまでマルチに環境を持っていて自由にそれらを行き来するユーザーってどれぐらい居るのでしょうね。
大半のユーザーは自分の携帯端末とせいぜい職場のPC ぐらいしか持っていない上に、それらを連携させる必要も機会も無い場合が大半なのじゃなかろうかと。
まあ、開発する側としては”Write Once, Run AnyWhere” に取り組めるのはステキだなーと思うのですけれどね。
なお、ここいらの動き(Web とデスクトップとアプリの融合というか境界消失)と、これから来るであろう動き(ここは内緒)については、かれこれ5年以上前から既に@CDiP の中の人から予見として聞いていたんですよね…。
どんだけ先読みしているのだ、あのお人は。