機能 と 評価
親会社さんのお話。
一般社員さんとの世間話ベースなので信憑性は微妙。
ただ、あってもおかしくはないとも感じられたこと。
“生産管理や品質保証など、いわゆる間接部門での働きに対する評価は、業務プロセス改善の総合結果ではなく、業務プロセスそのものに対する省力化に対して行われる”
えーっと…。
夕飯の調理時間短縮は褒めてもらえるけれど、新しい料理を作れる様になったとか、食材が安いマーケットを見つけたとかは評価されないってこと?
製造業では特に起こりがちな傾向と思われるのですが、どうしても活動評価をフローでなくセグメントやステップといった狭いスコープで評価したがりますね。
これが何を引き起こすかというと、極端な部分最適化と自己権益の強化、それに伴うセグメント間ステップ間での連携喪失によるビジネススピードの低下、つまりキャッシュフローの悪化です。
傍から見れば凄く単純な構図なはずなのですが、どうしても陥ってしまうんですよね。*01ここで偉そうな口を利いている私自身もおそらくは。
何かに対する評価というのは、それが求められる機能成果に対して行われないと、本来の姿を容易に見失うよというお話でした。
脚注
↩01 | ここで偉そうな口を利いている私自身もおそらくは。 |
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