兆し と 保護
「自発性を発揮してくれない部下くんの尻拭いはもうしない!」と決めて出勤した週明けでしたが、嬉しい誤算が待っていました。
その問題の部下くんが今週の仕事について、週末に予習して備えて来ていたのです。
人によっては「そんなの当たり前事だろう」と呆れられそうな話ですが、これまで自身の知識不足や経験不足に対して具体的な行動を殆ど取ってこなかった*01まったく行動しなかったわけではありませんが、実際に役立つ行動を取って来たのは初めてなはずです。 部下くんのこれまでを鑑みれば、目を見張る違いなのです。*02書いていてちょっと哀しくなってきましたが。
ともあれ、久しぶりに「おっ、よくやったね」と褒めることが出来たのは嬉しい限り。
この調子で自分の担当案件に興味を持って、自発的に知識や技術を習得していってくれると、本当に助かります。
まだ1回だけなので過剰な期待は禁物とはわかっていますが、部下くんにはこのまま進んで欲しいなあ。
こうなると、上から過剰な成長要求を課し過ぎないように、私が防波堤になんとあかんかな。*03何せ部下くんの伸び悩みに気を揉んで焦れているのは、私の更に上の方が切実ですから。
現在取り組ませている案件と課題をもう1回明示して、そこから外れる負荷はなるべく回避しなくては。
って、また「過保護」って叱られるんかな。(笑)