相手 と 目的
文章がコミュニケーションの手段である以上、そこには相手(読み手)と目的(主題)があるわけで。
例えば、この日刊の場合、想定する相手は「私がこれから会う(かもしれない)人達」で、目的は「私が日々どんな事に接し、何を考えているヤツなのか伝えること」だったりします。
こんな日々の雑事を垂れ流しているだけの、この日刊記事ですらそうなのです。
ましてビジネス文書では、相手と目的が明確に設定されています。
そして、それを見失った場合、その文書はビジネス文書としての用を為しません。
そんな事はあたり前じゃないかと言われるかもしれませんが、存外、相手や目的というのは見失いがちです。
ですから、文書を書いた後は少し時間を置いてから、「これ、読み手は誰で、何をどう伝えたいんだっけか?」と見直す様にしたいものです。
と、新人くんの提出文書を添削しながら考えたのでした。