目的 と 手段
@beck1240 さんと@rashita2 さんのやり取りに横入りさせてもらって、技術書の使い方について、ちょっと考える。
「手を動かす」ってのはまあ絶対の前提として、結論は「選ぶところから」って話に。
選ぶには、当然ながら「なぜ選ぶのか?」という理由が必要で、それには「何のために探すのか?」という目的が必要。
目的は大別すると2パターンあると思う。
1つは即効性を求めて、手っ取り早く知識の補充をするため。
リファレンス集とかはこれにあたると思う。
もう1つは、基礎的な考え方や視点を養うため。
アルゴリズムや開発手法などの本がこれにあたると思う。
で、中間というか、知識を拡充しつつ、基礎的な考え方を養うのがドリル形式の本。
端から読み進めつつ手を動かす事で、その技術がもつ考え方や手法の基礎を身に付けられる様なやつ。
当然、知識の拡充と基礎の育成を同時に行える良書ってのは、なかなか見つけ難い。
ただ、条件としては対象が何であれ違いは無いはずなんですよね。
だから、必要なパラメータを与えれば、あとはそれに該当する本を探すという様な、技術書選定フレームワークみたいなものは作れるはず。
と、ここまで考えを進めたんだけれど、そこで思考の足が止まってしまいました。
結局、私の__謙遜でなく__乏しい知識と経験では、そのフレームワークを構築するだけの思考材料が頭の中にないんですよね。
こーゆー、構想と実装のスキマを埋めるためにも、もっと本を読まなあかんのよなあ。