珍しく旅に出てました、@muryuka です。
日頃は関西からほとんど出ないのですが、関東方面への用事が出来たのをいいことに、同行者である妹の了承を取り付けて、『らーめん春友流』に行ってきました。
あれほど、『行きたい!』と転げ回っている旦那さまを差し置いて、非道い奥さんです(笑)
一応、『横浜まで一緒にいく?』と誘ったのですが、旦那さまも予定が入っていたため無理ということで、諦めていただきました。
駅から近い!はずなのに。
さて、地下鉄 高島町駅で降りたものの、迂闊にも事前に所在地を把握し忘れていました。駅構内の地図で住所からあたりをつけて歩き出したものの、よくわからないところに出た模様。
きっと実際にお店に行った方には『あの近さでどうやって迷うの?』と呆れられることでしょう。自分でもそう思います(苦笑)
交番で住所を尋ねると、どうやら正反対に来てしまったようでした。
やっと入店
予定外に時間が掛かかってしまいましたが、親切なお巡りさんのお陰で無事にお店に到着。
春友さんと女性の店員さん(奥様でしょうか?)が元気よく迎えてくださいます。
食券方式なのですね。
少し迷って、煮卵が食べたかったので『味玉らーめん』(800円)と、他の方の写真で見たビールがおいしそうで『エーデルピルス』(500円)も一緒に。
店内は、ラーメン屋さんにしてはお洒落な造りで居心地がよかったです。
入店時は先客が2人ほどでしたが、後から増えてきました。
お味は?
実は私、普段は豚骨味を食べません。
味自体はむしろ好きな方でしたが、昔、何度か体に合わなかったことがあり、それ以来避けています。
ですが、旦那さまから化学調味料無添加(無化調)と聞いていたのでチャレンジしてみようと思いました。
まず、ひと口食べてみて思ったのが
『これが豚骨?』
でした。
私の思っていた豚骨のイメージは、もっと脂っぽいものだったので、まろやかなやさしい味に驚きました。
麺は細めでいわゆる縮れ麺。少し切れたものが気になりましたが、許容範囲です。
刻みネギ・カイワレ・シナチク・玉ねぎを刻んだものが入っていて食感の違いが楽しい。
ただ、辛いのが苦手なので、玉ねぎの量はもう少し控えめの方がよかったかも。(次は少なめにとオーダーしてみよう)
チャーシューは、私にはやや肉厚に感じられました。やはり、こちらもやさしい味つけです。
そして、お目当ての味たま。
黄身のグラデーションが美しい、柔らか過ぎない半熟で、ひと口食べるとじわっと何とも言えない味わいが広がります。
何気ない味に、さらっと食べ終わってしまうと思いますが、私には衝撃でした。
大袈裟な表現で引かれるかもしれませんが、掛け値なく今まで食べた煮卵の中で、1番美味しいと思いました。
はい、間違いなく1番。
突出した何かがあるわけではなく、その味のマイルドさと纏まりが、私の好みのど真ん中だったのです。
本当に、食べ終わってしまうのが残念なほどでした。
そして、ラーメン屋でビールという王道なオーダーですが、たぶん初めての挑戦。
エーデルピルスは、すっきり且つ程よい苦みでラーメンともよく合います。
しかし、予想どおりラーメンと一緒にいただくと後でお腹いっぱいになってしまったので、次はやめておきます。
縮れ麺がスープによく絡んで、最後までおいしくいただけました。
これまた私には珍しく、スープも残さず完食。
(普段、極力スープを飲みません。レンゲを使わないで食べ終わることもあります)
胃の容量を考慮せずに注文したのでお腹いっぱいになってしまいましたが、とても美味しくいただきました!
何らーめん?
『豚骨ラーメン』『醤油ラーメン』というと、それらが全面に出た味を想像しがちです。春友らーめんは、ベースの豚骨はあくまでベース。コクは充分に活かされていますが、決して『いかにも豚骨』という味ではありません。
調味のメインであると思われる醤油は、ベースの豚骨や企業秘密の色々(笑)と渾然一体に溶け合っていて、よくあるトゲトゲした醤油味とはまったく別物です。むしろ、『醤油…だよね、これ?』と思ったぐらい。
毎日食べても飽きない、味噌汁のようなやさしいラーメン。
ラーメンに、濃さやこってり感、パンチの効いた味を期待する人には、もしかすると『物足りない、薄い』と感じられるかもしれません。
でも、毎日食べる味噌汁に、ガンガンに味噌を効かせるでしょうか?
そういうことかと。
いかにもな『何とか味』ではない、この何ともいえない味こそ春友らーめんなのかな、とおもいました。
何より、まろやかさとハーモニーが第一の私には満点のラーメンです。
ぜひ、関西に2号店を出していただきたいですね。
大阪でなくても、関西圏ならきっと高頻度で通います!
(大阪なら週1以上になる可能性もあるかも・笑)
お店情報
おまけ。
今回、旦那さまからのミッションが『春友さんによろしく』という難易度の高いものでした。昼時で忙しいのに、Dpubでお会いしたことを春友さんが覚えていてくださっていて、わざわざ声を掛けていただきました。
その節はお世話になりました。
次回は、横でジリジリしている旦那さまと一緒に伺います。
負け惜しみ
あおのうま(@uma_blue )です。
今回は悔しいので脚注等は一切なしの方向で。
春友(@spring_friends )さん、私もきっと行きますので、その時はよろしゅうに。