コンピュータ・システム と 減らない仕事
よくある勘違いなのですが、コンピュータ・システムを導入したからといって仕事は減りません。
むしろ増えます。
十中八九、増えます。
偉いさんが週に1回、チラと見るだけの資料のために膨大な量のデータを入力したり、整合性のとれていないデータの修正を行うために、帳票をひっくり返したり、無駄な仕事が増えるだけです。
コンピュータ・システムを効果的に導入したいなら、まず仕事自体の整理が必須なのです。
その仕事で一番やりたいことは何か?
その一番やりたいことをやるために不要なことは何か?
その不要なことはどうすれば止めることができるか?
不要な作業、割に合わない作業、それらを削って、削って、削り落として、それからコンピュータ・システムに落としこむのです。
と、いうお話を、これまで職場で何回したことでしょう。
どうして今やっている仕事自体を疑わないんだろう。
「それ、本当に要るか?」って。
みんな残業好きなの?