鴨せいろが好きです。
鴨せいろが好きです。
はじめて行く蕎麦屋では、お品書きも見ずに注文するくらい好きです。
先日、@goryugo さんのこの記事を見て、鴨せいろスイッチが入ってしまいました。
そんなわけで、今日は梅田で鴨せいろを食べてきたお話。
【グルメ】蕎麦でできた真の「つけそば」新宿の「安土」でつけ蕎麦 鶏肉 | goryugo
割烹そば 神田
梅田は茶屋町にあるNU+(ぬーぷらす)の3Fに、そのお店はあります。
「割烹」とか店名にあると、ちょっと腰がひけちゃうクチなのですが、お値段とってもリーズナブル。
そんな「割烹そば 神田」に行ってきました。
食べたもの
つきだし&日本酒
まず、つきだし。
たこの歯ごたえと菜のシャキシャキのコントラストが良い感じ。
煮こごりっぽくジュレになったお出汁?が軽く添えられており、ひと手間入った感じが嬉しい。
お会計のときに知ったが、単価300円。
リーズナブルすてき。
一緒に写っているお酒は、福井の純米大吟醸酒「梵(ぼん)」1合980円。
そば刺し
グラスに盛られた平打ちの短めの板といった風情の蕎麦。
お蕎麦を楽しむなら、こっちの方が良いかもしんない。
ゆずと山葵と香草の緑が綺麗。
580円
季節の三宝
料理人が季節によって品を変える三種盛り。
今回は鰯の甘露煮(奥)、鯛の松前(手前右)、モッツァレラの味噌漬け(手前左)でした。
1,200円
鯖寿司
盛り付けが美しい鯖寿司。
もちろん、味も良かった。
びっくしたのが、添えてある紅しょうが。
よくある「ただの添え物」じゃない。
紅しょうがというと、べったべたに甘すぎたり、酸味がキツかったりするのだけれど、これはお寿司の添え物として、とても気を使っているなと感じた。
400円
鴨せいろ
これが鴨せいろ。
マイ・ベスト・オブ・そばメニュー。
個人的には、ネギは白ネギを炙ったやつに、卵黄を浮かせた汁が好みなのですが、
ここは卵なしに、ネギは柵に切って食べやすくしてあった。
このあたりの細かい作りが割烹なのかも。
汁のアク取りがあまいのが、ちょっと気になったかな。
蕎麦の量がけっこう多めで、そこがとてもありがたかった。
1,100円
そばがきの彩々
そばがき、ちゃんと食べたの初めて。
これは美味しい。
甘味にしてもいけるのですな。
黒蜜、小豆で食べました。
あと、彩りの松葉に大徳寺納豆がちょこっと刺してあって、それがまた面白いアクセント。
「割烹とか、おっかなくて入れない」って人に
冒頭でも言いましたが、私は「割烹」なんておっかなくて入れないクチです。
しかし、この「割烹そば 神田」はお値段リーズナブルで、とても使いやすそうな印象を受けました。
妻と二人で入ったのですが、合わせて7,700円。
(ちなみに、妻はお酒:福正宗480円、天ざる蕎麦1,500円、蕎麦茶アイスクリーム380円)
おひとり様3,850円でした。
気になった点が無いわけではない
ちなみに、手放しで絶賛というわけではありません。
気になった点もいくつかありました。
全面喫煙可
せめて分煙がよかった。
やはり蕎麦にタバコの匂いは悲しい。
つか、挽きたてをウリにしているのに、それはどーなの?
閉店前に片付け準備が始まっていた
「割烹」名乗るんだから、そこは頑張ってくれると嬉しい。
ただ、この価格と、この立地なら、充分にお値打ちです。
次はお昼の「親子丼」狙いで、是非行きたいと考えております。
おまけ
実は、今回入店する前に2回ほどソデにされておりました。
けっこう繁盛しているらしく、「本日はご予約のお客様のみ」ってコトが続いたのです。
今回、お店の方がちゃんとそれをおぼえてくれておりまして、それがとても嬉しかったです。
2回も入店を諦めた後だったのですが、それだけで色々と吹っ飛びますね。
サービス業でこういうコトって大事ですな。
そんなわけで、また行きたいお店でした。
割烹そば 神田。