想定 と 想定外
かれこれ十何年仕事をしてきて身に付いた思考があります。
それは「想定外が起こることを想定しておく」ということ。
どんなに順調に思える仕事でも、必ずどこかでコケたりキツい逆風が吹いたりする可能性が常にあります。
そして、それは大概、予想もしなかったタイミングで来るものです。
想定の外から来る事象だから「想定外」なわけですが、「それが起こり得る」ということを想定しておくことで、ほぼ自働で対応行動をとることが可能になります。
「ころぶかも…」と考えながら走るのではなく、「転んだらすぐに立ち上がろう」とマインドセットを施した上で走るわけです。
そして、走る以上は常に転ぶ可能性がセットであるということを覚悟しておく。
最初はその「覚悟せねば」という気負いに縛られて足取りが重くなりますが、そのうち意識せずに腹が据わる様になります。
今日は、その経験に基づいてかけたひと言が「想定外」に備えることにつながった様で、妻に感謝されました。
やはり身近な人の役に立ったというのは嬉しいですね。