美味しい卵を買うためのポイント3つ

投稿者: | 2011/07/28

毎日食べる卵、だから少しだけこだわりたい

皆さん、卵ってどれくらいの頻度で食べていますか?
うちは毎朝食べています。

朝食は妻とそろって、いつも卵かけご飯。
毎日2つは消費していることになります。

そんな毎日食べる卵だからこそ、美味しいものを選びたい。
今回の記事は、美味しい卵を買うためのポイント3つをご紹介です。

卵は常備

ポイント1:有精卵

卵には有精卵と無精卵があります。

有精卵とは、雄鶏と雌鶏が交尾して産卵されるものです。
一方、無精卵とは雌鶏が交尾なしで産む卵です。

一般的に売られている卵の大半は無精卵なのですが、味は有精卵の方がずっと良いです。

コメント欄に頂いたご指摘通りと考えましたので、記事の一部を取り消します。

理由は簡単。
無精卵は単に雌鶏が自分の体内で作られた卵を排出しているだけ。
有精卵は雄鶏との交尾の結果、自分の子孫を残すために産み出される卵。

どちらに栄養をまわすかは明白ですね。

そんなわけで、美味しい卵を買うポイントその1は「有精卵を買う」です。

「平飼い」と「有精卵」

ポイント2:平飼い

卵を産む鶏の飼い方にも色々あります。

有名なのはケージ飼いでしょう。
鶏が1羽ずつケージ(檻)に入れられて、ずらーっと並んでいるあれです。

鶏たちは運動することもなく、目の前に出されたエサをついばみながら、ひたすら卵を産み続けます。
一般的に売られている卵の大半は、このケージ飼いの鶏が産んだものです。

これに対して「平飼い」と「放し飼い」という飼い方があります。

平飼いは「鶏舎内又は屋外において、鶏が床面又は地面を自由に運動できるようにして飼育」したもの。
放し飼いは「平飼いのうち、日中の過半を屋外において飼育」したものです。

当然、「放し飼い」の鶏が理想です。

しかし、残念ながら「放し飼い」はとても手間のかかる飼育方法なので「放し飼い」の卵は滅多に市場に出回りません。
ですので、せめてと言うわけでもありませんが「平飼い」の卵を選ぶわけです。

そんなわけで、美味しい卵を買うポイントその2は「平飼いの卵を買う」です。

ポイント3:採卵日

卵のパックには日付が印刷されていますね。

大半の卵には「パック日」と「賞味期限」が書かれていると思います。
しかし、卵によっては「採卵日」と「賞味期限」が書かれているものがあります。

ここで注意して欲しいのは「パック日」と「採卵日」の違いです。

「採卵日」と言うのは、読んで字の如く「卵を採った日」です。
鶏が産んだ卵を鶏舎から取り出した日ですね。

一方「パック日」と言うのは「卵をパック詰めした日」です。

これは必ずしも卵を採った日とイコールではありません。
採卵した卵を冷蔵しておき、出荷直前にパックする様な場合もあるわけです。

つまりパック日は必ずしも卵の鮮度を保証しないのです。

ですから、パック日よりも採卵日を記載してある卵を選ぶわけです。

美味しい卵を買うポイントその3は「採卵日が書いてある卵を買う」です。

「採卵日」と「賞味期限」

ちゃんと規定がある

以上が美味しい卵を買うポイント3つです。
キーワードは「平飼い」「有精卵」「採卵日」ですね。

ところで、これらの用語には、ちゃんと規定が存在します。
卵公正取引協議会という組織が定めた「鶏卵の表示に関する公正競争規約および施行規則による定め」で規定されているのです。

日本卵業協会

公正マーク、普及はまだまだ

卵の販売表記には規定があることは前段で書いた通りです。

これに従って販売される卵には「公正マーク」が付くのですが、規定の制定が一昨年の3月と言うこともあり、まだまだ普及は進んでいないようです。

消費者の立場としては、もっと普及が進んでくれると嬉しいですね。

卵の「公正マーク」がスタートしました

きぬたさん家の平飼い有精卵

ちなみに、うちは「きぬたさん家の平飼い有精卵」という卵をよく買います。

残念ながら「公正マーク」はないので記載の真偽は定かではありませんが、雄鶏と雌鶏の飼育比率を記載するなど、内容的にはちゃんと規定に従った表記をしてくれている様です。

そして、何より味と鮮度が気に入っています。

白身は箸でつまめるほどしっかりしていますし、黄身の味も濃厚です。
値段も6個パックが210円〜330円と、このクラスの卵としてはリーズナブル。
大阪市内だとikariスーパーで購入できるという手軽さも魅力ですね。

きぬたさん家の平飼い有精卵

その差25円

特売チラシなどで「卵10個パックが100円!!」というのを見かけます。

確かに安い。

卵1個の値段にすると1個10円。
これに対して、先に挙げた「きぬたさん家の平飼い有精卵」は1個35円。
実に3.5倍。

こう考えると、とても大きな差に感じます。

しかし、実際の金額差を見ると、たったの25円。

これを踏まえて、試しに食べ比べてみて下さい。
そして、その味の違いに25円を払えるか払えないかで考えてみて下さい。

節約を積み重ねることも大事ですが、自分の身体の材料です。
ほんの25円だけ、身体を喜ばせてあげても良いのではないでしょうか。

 
 


美味しい卵を買うためのポイント3つ」への7件のフィードバック

  1. たまごし

    少し付け加えさせていただけるなら、こちらでも書かれています様に雄と雌の飼育比率の関係上、有精卵として売っている卵でも有精卵ではない卵も混じっています。雌20羽に対し雄1羽以上と大体そんなもんで飼育しているので全部の雌鳥と交尾するのは難しい。

    それから卵の味もほとんど餌と水で決まります。有精卵たから美味い、無精卵たから不味いという話ではなくて、一般流通している卵が良い餌を与えられてないだけです。
    平飼いや、放し飼いの餌の問題点は鶏が自由に啄めるので強い順から好きな穀物や美味い餌しか食べずに弱い鶏は残りを食べる事になり卵の栄養や味にバラツキが出る事です。

    それを踏まえて、表示してある「活字のマジック」に惑わされずに良い卵を適正な価格で購入されるのが望ましいとおもいます。

    返信
    1. @uma_blue 投稿作成者

      >たまごし さん
      コメントありがとうございます。

      そうですねー。
      幸いなことに、私はこの買い方で「はずれたorz」となったことがないですが、
      たまごし さんのコメントにある内容をも頭に入れておくと良いですな。
      より良い買い方があれば、ご紹介下さると嬉しいです。

      活字のマジックには騙されたくないですが、
      少なくとも「表記」に関して責任を持つために、一般的な品よりは気を使ってもらえていると信じたいですね。
      何かを買うとき、その表示を信じるか信じないかで結果は大きく変わってきますから。

      返信
  2. 八尾 隆

    ふ化場を経営していた経験から、お仲間として気がついた点をいくつか書いてみます。
    1.最高の受精率をだすためには、若鳥のオスで8%~10%の比率が必要です。真夏以外で約90%~95%の
     受精卵が採卵されました。メスも日が経つごとに受精率は下がります。
    2.排卵されてそのあと、受精卵になるので受精以前の段階で黄身そのものは出来あがっていると考えると
     栄養価は受精とは関係ないと考えます。
    3.受精卵(有精卵)は冷蔵庫(家庭用)に保存すると5度cくらいですが、1日入れておくと、ほとんどの精虫が
     死んでしまいますので、ふ化しません。  参考までに。 失礼致します。

    返信
    1. @uma_blue 投稿作成者

      > 八尾 隆 さん
      コメントでのご指摘、ありがとうございます。
      「栄養価は受精と関係ない」
      その通りですね。
      不勉強でした。
      該当箇所は取り消しました。
      ありがとうございます。

      返信
  3. 鶏を飼ってます

    「採卵日」はあくまで採卵した日で、産卵した日ではないですよね。
    とくにお勧めの平飼いでは鶏が卵を隠すことが多いため産卵日が特にわかりにくいですよね。
    産卵後何日も鶏舎内で放っておいた卵でも、集めた日が採卵日です。
    つまり、卵が売れ残ってくれば採卵せずに鶏舎内に置いておけばよいということにもなります。
    採卵日表示はそのことを知らない人に採卵日=産卵日と思わせるための言葉だと思います。
    某マヨネーズも「採れて三日以内」とか似たようなことを言ってますね。

    返信
    1. @uma_blue 投稿作成者

      >鶏を飼ってます さん
      コメントありがとうございます。

      >つまり、卵が売れ残ってくれば採卵せずに鶏舎内に置いておけばよいということにもなります。
      >採卵日表示はそのことを知らない人に採卵日=産卵日と思わせるための言葉だと思います。
      そうですね、生産者が悪意的に「採卵日」を扱うなら、そうなりますね。

      私は「平飼いでは鶏が卵を隠すことが多いため産卵日が特にわかりにくい」という点から「採卵日」という記載が用いられていると考えたのですが、本当のところはどうなんでしょう。

      ただ、少なくとも賞味期限しか書かれていない商品よりはマシかなと考えています。

      返信
  4. 絹田友子

    色々なご意見がありますが、絹田ちの有精卵について。

    いまは、おそらくパックした日になっております、
    他の方もおっしゃってる通りどうしても見落としてしまう卵があるからです。
    その場合お客様に嘘をつく事になってしまう、というとても真面目なかんがえから、そうしております。
    他の鶏舎のかたはどうかわかりませんが絹田養鶏場は、とても真面目に真摯に卵づくりをしております。
    別れたもと妻ですのである意味ほんとうです。(笑)

    返信

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