日刊 あおのうま Vol.2737(2018.05.14)【問うて促す】

投稿者: | 2018/05/14

思考 と 行動

私はかつて前職の社長から「あおのうまくんは詰めが甘いね」と言われた程の粗忽者だったりするのですが、その私から見て更に輪をかけて漏れ欠けの多い仕事をしてくれるのが部下くんだったりします。

そんな部下くんを見ていると、かつて似たような道を通った身としては「あそこが、ここが」とか「あれしてみたら?これしてみると良いよ?」といった言葉が次々と浮かぶわけですよ。

しかし、今はそれらをグッと呑み込む様に努めています。
何故なら、それを言っちゃうと彼らは自分で考えようとしてくれないから。

これまでも何度か似たような事がありまして。
その都度、あれこれと一緒に考えたりしてみたんですよね。

ただ、その時にどうしても先回りして、私の方から答えの様な事を言ってしまう。
そうすると、もうそれで全ては終わりです。

「あおのうまさんがそう言ったから…」となって、そこから先は考えてくれない。
何故そう言ったのか、その狙いは何かといった事に思考を巡らせない。

結果、言われたこと「だけ」やるので、ちょっと違うケースに当たれば何かしらの漏れ欠けが発生する。
考えて類推するという行為をサボるんです。

なので、こちらとしては色々と言いたくなりますし、上からは「こうさせろ」と圧もかかりますが、じっと我慢。
当人が答えを出すのを待ちます。

ただし「どこをどうして欲しいか」だけは、しつこく何度でも伝えます。
そして、それが出来ているかを何度でも問いかけようと決めています。

さて、これでどうなるか。

え?あかんかったら?
また次の手を考えますよ。
部下くんに手がかからない状態にならないと私が楽にならないので。*01まあ、とっとと私自身が他所へ行くというのがベターな気もしますが。

脚注

脚注
01 まあ、とっとと私自身が他所へ行くというのがベターな気もしますが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください