甘やかし と その反対
上司から「部下を甘やかし過ぎ」と叱られました。
ある程度*01当然、潰れないようにケアをしながら負荷を用意してやらないと成長の機会が得られないという事で。
上司の言うことはもっともで、最近は部下くんに出来そうな事に更に余裕を加えて振っていたんですよね。
いわば、ゆるゆるの仕事しかさせていない。
さすがに上司はそこいらを見逃してくれませんね。
ただ、どうなんでしょう。
環境が成長を促すという論にまったく異議はないのですが、同時に拭い去れない引っ掛かりが残っています。
負荷がなければ自身の成長行動すらとれない者が、果たして負荷を与えられたからといって、それを成長の糧にできるのかなと。
負荷の大小に関わらず、与えられるだけの受け身な環境から自分なりに抜け出そうと足掻かない人の尻を叩く行為は、本当に成長を促すのかなと。
まあ、今のままでは部下くんも成長しないし、私も次に歩を進める余力を持てないので、何かしら変えていかねばならんのですけれど。
個人的には負荷を与えてどうこうよりも、何か1つで良いので自信を持てる武器を持たせて、それを軸というか足場にして自発的に成長に向かって欲しいのですが。
中間管理職としては立ち回りが悩ましいなあ。
身体の声 と 心の声
あれがやりたい、これもしたい、という心の声と、腹減った、眠たいという身体の声。
両者が争うと、まず確実に身体の声が勝ちますね。
20歳代そこそこの時はまだ心の声が勝っていた場合も多かった気がするのですが。
これからも心の声の勝率はどんどん下がって行くでしょうから、それを織り込んで行動パターンを組み立てねばなりませんな。
脚注
↩01 | 当然、潰れないようにケアをしながら |
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